出版社内容情報
好評の前作『童話を書こう!』につづき、童話創作教室の講師でもある現役のプロ作家が放つ「実践的」物語作法。うまい書き出しから話の緩急のつけ方、主役・脇役・悪役などのキャラクター造形法、そして書く喜びまで、知っておくべき技術と心得を伝授する。
第1章 自分を見つめて
鏡の国のあなた/自己描写/一人称と三人称
第2章 リズムに乗って
ハリーとフロド/自分の言葉で/スロースロークイッククイック
第3章 なにから書きだす?
初めの一行/息づく物語/タイトルのつけ方/マイナス要素/天・地・人
第4章 ヒントはどこにでも
お題を頂戴/繰り返しの効果
第5章 この先どうなるの?
めでたしめでたし?/話の続きを書いてみる/登場人物を活かして
第6章 人物をくっきり
スターと悪役/脇役の目から/変身するとき
第7章 骨組みをしっかり
お笑いはお好き?/演繹法と帰納法/二段落ち/パロディと突っ込み
第8章 目に浮かぶように
一枚の絵から/数枚のカード/色と香り
第9章 耳に響くように
楽曲に喚起されて/ポエムってみよう/音が聞こえる?
第10章 心に残るラストシーン
明と暗/テーマと余韻
インタビュー
1 「読み聞かせ」で心おこし――志茂田景樹さん
2 詩集のような映画『みすヾ』――五十嵐匠さん
3 「おやこ寄せ」を十年――桂文我さん
あ
目次
第1章 自分を見つめて
第2章 リズムに乗って
第3章 なにから書きだす?
第4章 ヒントはどこにでも
第5章 この先どうなるの?
第6章 人物をくっきり
第7章 骨組みをしっかり
第8章 目に浮かぶように
第9章 耳に響くように
第10章 心に残るラストシーン
インタビュー
著者等紹介
牧野節子[マキノセツコ]
東京都生まれ。日本大学芸術学部放送学科卒業。1989年に「桐下駄」で毎日新聞社主催“小さな童話”大賞を、92年に「水族館」で中央公論社主催「女流新人賞」を受賞。日本児童文学者協会会員。日本文芸家協会会員。読売日本テレビ文化センター、高島屋セミナー、昭和女子大学オープンカレッジ、白百合女子大学で講師をつとめている
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