内容説明
竹に穴を開けただけの単純な楽器にどうしてこうも魅せられてしまうのか…。邦楽だけではなく民謡、オーケストラ、ジャズ、ポップスなど様々なジャンルで演奏され、世界中で楽しまれる尺八の基礎知識から購入法、管理の仕方、演奏上達法、歴史、さらには都山流や琴古流など各流派の楽譜の読み方や音名なども紹介する。
目次
第1章 尺八とは何か
第2章 尺八の手に入れ方、選び方
第3章 尺八の選び方と管理の仕方
第4章 尺八の管理の仕方
第5章 尺八の始め方、習い方
第6章 効率的な尺八の練習法・上達法
第7章 私はこうして尺八に出会った―外国人尺八奏者へのアンケート
第8章 尺八の歴史
第9章 吹く曲も違えば楽譜も違う、流派のいろいろ
第10章 これからの尺八には何が必要か
著者等紹介
葛山幻海[カツラヤマゲンカイ]
1983年、大阪府生まれ。大阪芸術大学音楽学科音楽工学コース卒業。葛山は母方の姓にあたり、先祖には尺八伝来に関わったとされる興国寺の葛山景倫(願性)や一節切の北条幻庵がいる。尺八を湯浅冨士山に学び、志村哲から古典本曲の手解きを受ける。尺八製管は中村銀越に師事し、その地塗りの技法をフィードバックしながら地無し尺八の製作にも生かしている。いい材料だけを使用する昔ながらの製法にこだわり、尺八の修理や古管の研究を通して失われた製管技法を復活させているほか、古典本曲などの参考音源や貴重な古書・楽譜の復刊を通して、尺八普及に尽力している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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れみ
ユウティ
0422