舞踊論の視角

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舞踊論の視角

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  • サイズ B6判/ページ数 237p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784787271754
  • NDC分類 386.8
  • Cコード C0073

出版社内容情報

「舞踊」とは何か、またどのように踊るべきか──。民俗舞踊に通じた著者が、その透徹した理論と豊かな実体験から、舞踊する身体を存在論的にとらえなおす。伝承された「型」と「形」のはざまで、宇宙や他者との関係のなかで、人はどこまで美しく踊れるのか。

序 最後の踊り

第1章 舞踊を見つめる眼差し
1 舞踊とは何か
2 舞踊論のシェーマ
3 舞踊と舞踊論
4 対象を見つめる眼差し
5 「無名の人々の営み」ということ
6 「個」と「繋がり」
7 「個別」と「普遍」

第2章 「型」を見つめる眼差し
1 「型」と「形」の位相
2 「型」と「形」の重なり、「型」と「形」のズレ
3 「型」とは何か
4 「型」と「わざ」
5 即興と稽古をめぐって
6 稽古以前の稽古
7 本物にふれること

あとがき

内容説明

舞踊とは何か?踊りは人に何をもたらし、どんな軌跡を描かせるのか?民俗舞踊の実践と理論から、個と類、型と形、即興と伝承のあいだに舞う身体の宇宙を測定し、舞踊にとって美とは何かを省察する。

目次

第1章 舞踊を見つめる眼差し(舞踊とは何か;舞踊論のシェーマ;舞踊と舞踊論;対象を見つめる眼差し;「無名の人々の営み」ということ ほか)
第2章 「型」を見つめる眼差し(「型」と「形」の位相;「型」と「形」の重なり、「型」と「形」のズレ;「型」とは何か;「型」と「わざ」;即興と稽古をめぐって ほか)

著者等紹介

小林正佳[コバヤシマサヨシ]
1946年、北海道生まれ。1969年、国際基督教大学教養学部卒業。1970年、日本民俗舞踊研究会に参加。1975年、東京大学大学院修了。1978年、福井県織田町の五島哲氏に陶芸を師事。1981年、織田町上戸に開窯。1988年、天理大学助教授。1996年から98年、トロント大学、セント・メリーズ大学訪問教授としてカナダに滞在。2000年から02年、中国文化大学への交換教授として台湾に滞在。現在、天理大学人間学部総合教育研究センター教授
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