出版社内容情報
ノイズとサブリミナル効果、「無音」レコード、メール・ミュージック、地下ラジオ・ネットワークの展開──。70年代後半の胎動期からその進化・波及のさままでを冷徹に凝視し、ノイズの言語化に挑む、初のノイズ・ミュージック論。
1 コントロールとパワーの音楽 ノイズの反情報アタック
(1)ウィリアム・S・バロウズとアレイスター・クロウリー
(2)インダストリアル・ミュージックの嚆矢
(3)コントロール機能をパワフル・エクスタシー
2 パワー・エレクトロニクスの夜明け
(1)エレクトロ・ノイズ・ミニマリスム
(2)ノイズ・アート・パフォーマンス・アルシーヴ
(3)スペインの伝説的機械偏執狂
(4)暴力、熱狂、アジテーション、現状破壊
(5)情報神経ノイズの識閾下攻撃
3 バイオニック・ノイズ
(1)音の秘教リサーチ
(2)テクノ・アポカリプスの挽歌
(3)メタル錬音術
(4)肉体を撃つ祝祭の演劇
4 メール・ミュージックと地下ラジオ・ネットワーク
(1)アンチ・インフォメーション&アヴァンギャルド・ラジオ
(2)メール・アート1983
(3)オーディオ・ネットワーキング1980s
5 音のディストラクト
(1)ノイズ1987
(2)ノイズ・コラージュ
(3)交通するノイズ
6 サブリミナル・ノイズの犯罪
(1)メディアと“殺人テープ”
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内容説明
ノイズとサブリミナル効果、「無音」レコード、メール・ミュージックの展開―。胎動期からその進化・波及のさままでを冷徹に凝視し、ノイズの言説化に挑む初のノイズ・ミュージック論。
目次
1 コントロールとパワーの音楽
2 パワー・エレクトロニクスの夜明け
3 バイオニック・ノイズ
4 メール・ミュージックと地下ラジオ・ネットワーク
5 音のディストラクト
6 サブリミナル・ノイズの犯罪
7 ノイズ・エレクトロニクス史観
8 モホリ・ナギとレコードの破壊
9 アンタイ・レコーズ
10 ノイズ・ネットワーク1990‐91
11 ノイズとキッチュ
感想・レビュー
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いたち野郎
sakusya
ミテイナリコ