知識人の責任

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知識人の責任

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  • サイズ B6判/ページ数 235p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784787210371
  • NDC分類 361.84
  • Cコード C0010

出版社内容情報

知識人とは誰か。人々との関係はいかにあるべきか。知識人が負う責任とは何か――。ベトナム戦争から連続するアメリカの戦争政策を批判して戦争と知識人の関係を問うチョムスキーの政治哲学の原点。浅見克彦、上野俊哉らの知識人論も所収する。

第1部 知識人の責任 ノーム・チョムスキー

 第1章 知識人と学校についての考察 清水知子訳
 第2章 知識人の責任 浅見克彦訳
 第3章 抵抗について 野々村文宏訳
 第4章 「抵抗について」の補遺 野々村文宏訳


第2部 「知識人」という文体

 第1章 普遍的知識人の現在 浅見克彦
 第2章 チョムスキー、知識人の十字路 上野俊哉
 第3章 音の不服従、映像の不服従 野々村文宏


あとがき 浅見克彦

内容説明

知識人とは誰か。民衆との関係はいかにあるべきか。知識人が負う責任とは何か―。ベトナム戦争から連続するアメリカの戦争政策を批判して戦争と知識人の関係を問うチョムスキーの政治哲学の原点である本書は、知と情況にまたがる知識人のありようを照らし出す。

目次

第1部 知識人の責任(知識人と学校についての考察;知識人の責任;抵抗について;「抵抗について」の補遺)
第2部 「知識人」という文体(普遍的知識人の現在;チョムスキー、知識人の十字路;音の不服従、映像の不服従)

著者等紹介

チョムスキー,ノーム[チョムスキー,ノーム][Chomsky,Noam]
1928年生まれ。マサチューセッツ工科大学教授。著名な言語学者であると同時に、哲学者・政治評論家としての活躍もめざましい。アメリカの対外政策批判を機軸に、国際政治、メディア、人権に関して膨大な著作を記している

清水知子[シミズトモコ]
1970年生まれ。山梨大学教員。専攻は英米文学・文化論

浅見克彦[アサミカツヒコ]
1957年生まれ。和光大学教員。専攻は社会理論、社会思想史

野々村文宏[ノノムラフミヒロ]
1961年生まれ。和光大学教員。専攻は編集論、メディア論、美術批評(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kei

12
非常に高度な事が書いてあるが、各地の事情や各人の行動をあまり知らない自分からしたら、へーそうなんだくらいにしかならず、チョムスキーの言いたいことが上手く伝わらなかった。もっと色々な事を勉強しないとなと考えさせられる本だった。2016/11/29

親橋白金(実は加藤國康)

0
「知識人は、政府の嘘を暴き、その理由と動機、そしてしばしば隠されている意図に則して行動を分析すべき立場にある。」2012/03/08

惰性人

0
自分はイラク戦争に反対でも、我々の税金はアメリカを支援するために使われました。我々に責任はあるのでしょうか?この本はベトナム戦争に関するものですが、現代に重ねて考えることができます。2008/12/23

ゼロ投資大学

0
戦争をはじめとする諸問題に対する知識人の責任を問うた書籍である。知のシステムにアクセスできる者として、一定の権力や発言力を持つ者として、知識人が社会に対して果たすべき役割は大きい。2021/08/26

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