感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
紫伊
9
その人が住んでいた世界が去っても足音だけが残ることがある それはみんなさびしそうな足音だという そういう足音が耳を澄ますと聞えてくるところが宇宙には所どころにある この世の始まりから終わりまでさまよいつづける足音もあるとメーテルはいう……(足音村の足音)2016/03/11
にゃむこ@読メ11年生
7
鉄郎はどんな相手であれ、真剣に向き合うことで相手の心を開かせ、すんでの処で危機回避できている。生身の人間らしいその心意気は無くさないでほしいな。2014/05/10
こーよー
4
鉄郎は機械の身体と永遠の命を獲得した後は何を望むんだろうか。母親を亡くしたことで死にたくない、と思うのは共感できるがその先は何が待っているのかな?今回の解説にて松本先生の人間像が伝わってきた。こだわりを貫き作品への想いがブレないその誠実な姿勢が鉄郎によく反映されてると思う。風呂に入りたがり、警察にも頭を下げてもらうメーテルは何者なのか。鉄郎に再三言うように僕も「いずれわかる時が来る」のかな、と期待している。2017/04/20
HIRO1970
4
昔、読みました。2005/01/01
仲本テンカ
3
機械化した人間=傲慢、生身の人間=感じるこころを持っている。そんな図式が顕著になってきた感じ。ここでそろそろ優しい機械人でも現れたら、「鉄郎」は混乱しますよ。その役割は、メーテルあたりが担当したりして…。まぁ、とにかく、この先が気になります。2013/03/15