出版社内容情報
群馬県高崎市にあるおいしさと健康を追求し、多くの生活者に支持される小さなスーパーまるおかは、「食は命なり」を理念にその思想…医食同源---この言葉が今日ほど虚しい時代はありません。本来は命の源である食品が工業製品のようにつくられ、安全・安心は二の次とされています。生活者は大量のコマーシャルによって洗脳され、本当に良いものが何かを知らされていません。生活者の購買代理業である小売業者も、単に安さや便利さばかりを売りものとして、本来の役目を果たしている店は多くはありません。
本書は、群馬・高崎郊外で「食は命なり」を理念に、安全・安心でおいしい食品だけを提供し、多くの生活者の支持を集めるスーパー「まるおか」の経営者、丸岡守氏がその思想と実践を初公開。
価格競争に苦しむ小さな店・会社の経営者に役立つことはもちろん、食の安全・安心を求める生活者、食の大切さにまだ気づいていない生活者、そして本物の食づくりを志す生産者、食品加工業者に、食のあるべき姿を訴えています。
プローグ 小さい店だからできること
第一章 商品に惚れ込む
第二章 おいしさにこだわる
第三章 「店は客のためにある」を知る
第四章 仕入れは商人の哲学
第五章 おいしさを伝える技と心
第六章 店は人がすべて
第七章 食べものは心を育てる
エピローグ これからもおいしさにこだわって
丸岡 守[マルオカ マモル]
著・文・その他
内容説明
自分が「おいしい」と思えないものを売場に並べ、販売し、お金をいただく行為は、お客様を裏切ることになる―。本当においしい商品だけを仕入れ、伝えることに徹する。「食」に携わるすべての人に知ってほしい、まるおかの商い。
目次
第1章 商品に惚れ込む
第2章 おいしさにこだわる
第3章 「店は客のためにある」を知る
第4章 仕入れは商人の哲学
第5章 おいしさを伝える技と心
第6章 店は人がすべて
第7章 食べものは心を育てる
著者等紹介
丸岡守[マルオカマモル]
株式会社まるおか代表取締役社長。1944年、群馬県高崎市生まれ。高崎市にあるスーパーマーケット「まるおか」代表取締役社長。1948年に高崎市箕輪町(現・箕郷町)で、父が20坪ほどの八百屋「まるおか商店」を創業。大学卒業後、家業を継ぐ。2015年、現在の場所に木造の新店舗をオープン。1998年に優良経営食料品小売店として最高賞となる「農林水産大臣賞」を受賞。『おいしいものだけを売る―奇跡のスーパー「まるおか」の流儀』が初めての著書となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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