内容説明
朝鮮戦争からイラク攻撃まで。解禁された米政府秘密文書が明らかにする日米安保体制の実態。
目次
第1部 在日米軍基地と日米安保体制(前進展開の意味―在日米軍をめぐる「ふたつの問題」;沖縄・小笠原返還交渉一九六七年―基地自由使用・核兵器と事前協議;沖縄返還交渉一九六九年―基地自由使用・核兵器と事前協議;核兵器の「持ち込み」と「通過」―秘密協定と既成事実 ほか)
第2部 アメリカの戦争と日米安保体制(朝鮮戦争と戦後日本;ベトナム戦争(「アメリカの威信」・民族自決;在日米軍の行動)
情報収集艦プエブロ拿捕事件(一九六八年)―マクナマラと「アメリカの威信」
「EC‐121事件」(一九六九年)と「マヤグエス事件」(一九七五年)―キッシンジャーと「アメリカの威信」 ほか)
著者等紹介
島川雅史[シマカワマサシ]
1950年生まれ。立教大学文学部史学科・早稲田大学大学院政治学研究科修士課程・立教大学大学院文学研究科博士課程に学ぶ。専攻は政治史・政治思想史。札幌学院大学を経て現在立教女学院短期大学教員。青山学院大学・日本大学・明治大学各非常勤講師
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