大阪経済大学日本経済史研究所研究叢書<br> 社会経済史学の誕生と黒正巌

大阪経済大学日本経済史研究所研究叢書
社会経済史学の誕生と黒正巌

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  • サイズ A5判/ページ数 202p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784784210763
  • NDC分類 332.01
  • Cコード C3021

出版社内容情報

2001年8月8日付 読売新聞 夕刊に記事が掲載されております。

執筆者
第1部/土肥恒之/竹岡敬温/大島真理夫
第2部/山田達夫/本庄栄治郎/菅野和太郎/堀江保蔵/江頭恒治/宮本又次/三橋時雄/秀村選三/作道洋太郎

内容説明

本書は、世界的に一九三〇年前後におこる社会経済史学の興隆の状況を各国別に考察し、黒正博士の果たした歴史的役割を検討するものである。

目次

第1部 二〇世紀世界における社会経済史学の誕生と黒正巌(社会経済史学の萌芽と「挫折」―ドイツとロシアの場合、一八八〇~一九三〇年代;「新しい歴史」へ向かって―『社会経済史年報(アナール)』の誕生、そして黒正巌
日本経済史学の成立・展開と黒正巌 ほか)
第2部 黒正巌の人と学問(黒正巌先生の人と学問―道理貫天地;黒正巌博士;研究所の思い出 ほか)

著者等紹介

山田達夫[ヤマダタツオ]
大阪経済大学学長。1929年新潟県生まれ。京都大学大学院農学研究科農林経済学専攻博士課程単位修得退学。農学博士

徳永光俊[トクナガミツトシ]
大阪経済大学経済学部教授。1952年愛媛県生まれ。京都大学大学院農学研究科博士課程単位修得。農学博士
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感想・レビュー

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うえ

7
論文集●土肥恒之「第一次大戦の敗北は政治的には帝国の解体として、そして経済的にもドイツ人の生活を打ちのめした。けれどもそれはドイツの専門歴史学の転換をもたらすものではなかった。むしろその逆である。「戦争責任問題」という政治的理由から、過度に政治史への集中をもたらすことになった…他方で西ヨーロッパにおける社会科学の潮流に対して背を向けさせることにもなった」「他方で、敗戦後の省察から新たな方向に進んだ歴史家にオットー・ヒンツェがいる…ウェーバーの社会学に学び、西欧中世とその他の社会の類型的な把握が試みられた」2021/11/19

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