古日本文学発生論 (増補新装版)

古日本文学発生論 (増補新装版)

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  • サイズ B6判/ページ数 230,/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784783715474
  • NDC分類 911.63
  • Cコード C0021

内容説明

日本の古代文学はどこに発生の基盤をもつか。共同体の幻想と伝承にみちた神歌・呪謡・神話など蒙々たる南島古謡の闇の中を、からだごとの実地踏査や数多くのテクスト・クリティークで具体的に探究しつつ、詩的直観による大胆な仮説と、緊密な論理考証で鮮かにあざなう。時代に先がけて展開された構造的な物語学、沖縄学の名著の増補新装版。

目次

亡滅の歌声
異郷の構造
叢の底から
南のうたの方へ
いずみを覓めて
シルエットの呪謡
英雄の死
寿と呪未分論
原古の再現ということ
歌謡のゆくえ
古代文学の誕生
附篇(「亡滅の歌」;日本神話と歌謡;南島古謡の魅力)
増補新装版附篇 文学の発生論と琉球文学