内容説明
難問を抱え込んだ高校教育の光と影…学校教育に関心を寄せるすべての人に!気鋭の若手研究者が、現代日本の高校の姿をリアルにとらえた期待の一冊。
目次
第1章 学校現場の知とエスノグラフィーの実践―バナキュラーな意味の世界を読み解くために
第2章 「科目選択」によるキャリア形成―総合選択制高校の夢想
第3章 学年制を崩すシステムと共生への試み―単位制高校を事例に
第4章 選別のなかに潜む「ジェンダー」―進学向上策のなかの共学校
第5章 ローカリティーを生きる―「郡部校」生徒の進路選択
第6章 「縦割り学級」の学校文化―伝統校エトスの伝承と転換
第7章 学校化社会のなかの「中退問題」―教育困難校の事例から
第8章 ブリコラージュ化する高等学校―変身する新制高校の足跡と実際
著者等紹介
古賀正義[コガマサヨシ]
1957年生まれ。現職名、中央大学文学部教育学科教授。専門分野、教育社会学
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