内容説明
臨床心理学、教育社会学、教育学の成果をふまえ、学校現場により深く入り込みかかわってゆく新しい試み…。学校臨床学の幕開けを告げる書。
目次
第1部 学校臨床学のアウトライン(学校臨床学への歩み―心理臨床領域からの出立;学校を「臨床」する―その対象と方法についての覚書)
第2部 学校システムと子どもの成長(高校生の進路選択と総合学科;学校の“場”が生徒の成長に及ぼす影響―ある高校において対照的な成長を遂げた2人の生徒を通して ほか)
第3部 「問題」への組織的対応(不登校傾向を有する生徒の学校生活とその支援―生徒がかかわる“あいだ”に注目して;思春期の子どもたちへの接近―「日常開放的空間モデル」のスクールカウンセリング活動の展開 ほか)
第4部 新たな学校システムへの視座(「教師役割」についての一考察―ある学童保育における指導員と子どもたちとの関係を光源として;子どもの自己表現を引き出す授業―日米公立小学校の授業の比較を通して ほか)
著者等紹介
近藤邦夫[コンドウクニオ]
現職名、東京大学大学院教育学研究科教授。専門分野は学校臨床心理学
志水宏吉[シミズコウキチ]
現職名、東京大学大学院教育学研究科助教授。専門分野は教育社会学、学校臨床学
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