出版社内容情報
かみゆ歴史編集部[カミユレキシヘンシュウブ]
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内容説明
最高神オーディンは原初の巨人ユミルを殺害し、巨大樹ユグドラシルを中心とした世界を創造した。そこでは神々や巨人、小人たちが9つの国に分かれて暮らし、雷神トール、戦乙女ヴァルキューレ、魔女グルヴェイグなど、個性豊かな面々が、旅や賭け事、力比べ、恋愛などに興じている。しかし、世界はラグナロクによって破滅へと向かうことが予言されていた―。さまざまな魅力が詰まった北欧神話の世界をキャラクター&エピソード満載で紹介!
目次
1章 ユグドラシルと9つの国(北欧神話の特徴と成立;神々の誕生と天地創造 ほか)
2章 アースガルズの神々たち(オーディン;トール ほか)
3章 ロキの一族と巨人たち(ロキ;フェンリル ほか)
4章 神話を彩る英雄たち(スレイプニル;ソールとマーニ ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こつ
11
北欧神話、名前は聞いたことあっても話は知らないものばかりでした。いろんな漫画やゲームが引き合いに出されているので、詳しい人には興味深いかも。進撃の巨人も北欧神話をベースにしてたとは驚きでした。2021/08/15
ガットウ
3
60点 ユグドラシル、アースガルズ、グングニル等マンガやアニメで聞いたことはあるけど説明できない言葉をやっと理解できました。2019/08/04
左近
2
小学生の頃、宇宙、特に星座について学ぶ過程でギリシャ・ローマ神話にも詳しくなったが、北欧神話については、ごく限られた知識しかない。家族が発作買いしてきた本書は、おそらくゲーム、アニメ、漫画、ファンタジーが好きな人を念頭に置いて制作されたと思われる。自分はそういった方面に疎いので『進撃の巨人』とか『ファイナル・ファンタジー』とか言われても「何のこっちゃ」とはいえ、基礎知識を一通り仕入れる上では充分だった。ちなみに、言語学に興味があるので、各項目ごとに古ノルド語表記が添えられていたのはポイント高し。2023/04/05
Ayumi Okamoto
2
進撃の巨人の作者がインスパイアされた事から、進撃のストーリーの理解を深めるために読んだ。キャラクターについて詳しく書いてあるので登場人物の理解は深められるが、キャラクターごとにエピソードが分かれているため、北欧神話の物語を知っていないとラグナロクに向かう伏線には気づかない。キャラクターの個性を知りたい人にオススメ。他の神話と違って、神々も不完全で強欲で、登場人物に完璧なキャラクターがいない。物語も破滅に向かって進むので、善と悪、戦争と平和などについて考えさせられるところがある。2017/09/15
Yossan
1
北欧神話の登場人物の勉強にはなりました。2020/06/30