内容説明
日本ではじめて紹介・解説。ネウボラ=アドバイス(neuvo)の場所、出産・子育て家族サポートセンター。専門職が1人ひとりの健診で対話を重ね、母子と家族をサポートする地域拠点の制度です。お母さん、安心して!妊娠期から就学前まで、すべての家族を切れ目なくサポート。
目次
1 キーワードでみるネウボラ(ネウボラとは;「出産ネウボラ」と「子どもネウボラ」 ほか)
2 支援の現場と実際(出産ネウボラ 妊娠・出産、親になる助走期間へのサポート;子どもネウボラ 出産後から就学前まで ほか)
3 対話から生まれる信頼と支援(「対話」という考え方;専門職と本人・家族のあいだの対話 ほか)
4 ネウボラのあゆみ(ネウボラの誕生の歴史的背景 飢餓・貧困・内戦のつまずきを超えて;ネウボラの始動 1922年~ ほか)
5 フィンランドの子育て家族支援と社会保障(子育て家族支援と福祉国家;現在の母親手当・育児パッケージ)
著者等紹介
高橋睦子[タカハシムツコ]
吉備国際大学保健医療福祉学部教授(福祉政策論)・大学院社会福祉学研究科長。京都市出身、大阪外国語大学(現・大阪大学)デンマーク語科卒業。外務省(語学専門職、本省、在フィンランド日本大使館書記官)勤務の後、研究者へと転身しフィンランド・タンペレ大学で日本人としてはじめて博士号を取得(社会政策、1995年)。宮崎国際大学比較文化学部と島根県立大学総合政策学部を経て、2006年から吉備国際大学勤務。社会政策学会、福祉社会学会、国際社会学会、ヨーロッパ社会学、フィンランド社会政策学会、東アジア社会政策リサーチ・ネットワーク(EASP)などのメンバー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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