目次
津波のメカニズムを知ろう(津波がおきるときはどういうときか?;津波はどのようにしてやってくるのか?;上陸後、津波の高さや速度が上がる?)
津波の巨大なエネルギーを知ろう(津波はどれくらいの高さになるのか?;津波の力はどれくらいあるのか?;津波は外国からもおし寄せる?)
津波警報が出されたら(津波警報を聞いたらどうするのか?;津波警報が出された時間は?;どこへ避難するのか?;「つねみてんでんこ」とは?)
著者等紹介
片田敏孝[カタダトシタカ]
1960年岐阜県生まれ。群馬大学広域首都圏防災研究センター長、群馬大学大学院工学研究科教授、東京大学大学院などの客員教授。専門は災害社会工学。内閣府中央防災会議「災害時の避難に関する専門調査会」委員、総務省消防庁「消防審議会」委員、気象庁「東北地方太平洋沖地震による災害を踏まえた津波警報改善に向けた勉強会」委員、文部科学省「東日本大震災を受けた防災教育・防災管理に関する有識者会議」委員などを歴任。災害への危機管理対応、災害情報伝達、防災教育、避難誘導策のあり方等について研究し、地域での防災活動を全国各地で展開(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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chiaki
12
4年国語科『もしものときにそなえよう』災害と防災について調べよう・考えよう・伝えよう、提供資料。写真豊富。2021/02/20
なま
6
避難の三原則と「つなみでんでんこ」という言葉を知っていますか?東日本大震災の津波で岩手県の太平洋沿岸に位置する釜石市では地震発生時に学校内にいた小中学生約3000名が大津波の押し寄せるなか無事に避難し命を守り「釜石の奇跡」と反響を呼びました。「つなみでんでんこ」とは家族の事さえ気にせずてんでんばらばらに避難せよという三陸地方の言い伝え。避難するなと言っても避難する子ども達(普段からの訓練)で親も安心して避難できる。 津波の恐怖と、あの日何が起こったか?を伝える本です。ルビ入りで低学年から読めます。2017/03/16
Aoki
0
あらためて津波のパワーの凄まじさを端的に再認識。あらゆるものをなぎ倒し、破壊し、運び去っていった。この場所を離れることができないなら、今度こそ万全の備えを。2012/03/17
とさか
0
高台へ高台へと避難するのが大事だと知りました。ここで安心だと思うのではなくさらに避難するのが大事なんですね。2020/08/17