彩流社ブックレット<br> 東電刑事裁判で明らかになったこと―予見・回避可能だった原発事故はなぜ起きたか

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東電刑事裁判で明らかになったこと―予見・回避可能だった原発事故はなぜ起きたか

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  • サイズ A5判/ページ数 100p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784779125355
  • NDC分類 543.5
  • Cコード C0036

出版社内容情報

東電は、2008年時、巨大津波発生の解析結果から事故を予見し対策も検討していた。本書は元役員3名の刑事裁判の争点を浮彫にする東電は、2008年の時点で、

最大15.7メートルの巨大津波が

福島第一原発に押し寄せるという解析結果を得ていた。



いったんは会社として対策を取る方針となり、

担当社員たちは奔走したが、

対策費用が莫大になると分かると、

元幹部らによって握りつぶされてしまう。



3・11直後から「想定外の事故」と喧伝されたが、

事実は正反対であり、大ウソだった。



津波計算から事故当時まで、

会社の経営の最高責任者であったり

原発の安全対策を担当していた元役員3名

(勝俣恒久、武黒一郎、武藤栄)が

被告人となっている刑事裁判が現在おこなわれている。

この状況を、市民にむけ、

争点のポイントや現時点までに明らかになっていることを

わかりやすくまとめた本書を読み、経緯をウォッチしていこう!

もくじ・抜粋



1 秋には被告人質問へ

2 被告人らに予見可能性も回避可能性もなかったのか?

3 24回までの刑事公判の経過

5 福島沖だけ津波地震が起きないなどという

  科学的根拠はなかった

6 2007年東電土木グループ三人組は

  長期評価に基づく津波対策実施を決意した

8 土木グループは社内の他グループとも

  連携して津波対策の具体化を進めた

9 2008年7月31日、武藤氏は現場からの提案を覆したetc…

海渡 雄一[カイド ユウイチ]
著・文・その他/編集

福島原発刑事訴訟支援団[フクシマゲンパツケイジソショウシエンダン]
監修

福島原発告訴団[フクシマゲンパツコクソダン]
監修

内容説明

東電は、2008年の時点で、最大15.7メートルの巨大津波が福島第一原発に押し寄せるという解析結果を得ていた。いったんは会社として対策を取る方針となり、担当社員たちは奔走したが、対策費用が莫大になると分かると、元幹部らによって握りつぶされてしまう。3.11直後から「想定外の事故」と喧伝されたが、事実は正反対であり、大ウソだった。津波計算から事故当時まで、会社の経営の最高責任者であったり原発の安全対策を担当していた元役員3名(勝俣恒久、武黒一郎、武藤栄)が被告人となっている刑事裁判が現在おこなわれている。市民にむけ、争点のポイントや現時点までに明らかになっていることをわかりやすくまとめた本書を読み、経緯をウォッチしていこう!

目次

第1 はじめに
第2 双葉病院等の大量死は福島原発事故被害の象徴である―人間の尊厳が守られなかった過酷な避難による死
第3 推本の長期評価に基づく津波対策は必要であった
第4 津波計算はバックチェック基準津波を策定するため
第5 津波対策について東電内で何が行われていたのか
第6 推本の長期評価に基づいて津波対策をとる方針は常務会でも承認されていた(山下和彦検察官調書の衝撃)
第7 津波対策を遅らせることは許されるか
第8 まともな対策が立てられていれば、事故の結果は避けられた
第9 対策ができなければ原発は止めておくべきだった
あとがき―真実を隠すことはできない、私たちは、あきらめはしない

著者等紹介

海渡雄一[カイドユウイチ]
37年間にわたり、もんじゅ訴訟、六ヶ所村核燃料サイクル施設訴訟、浜岡原発訴訟、大間原発訴訟など原子力に関する訴訟多数を担当。日弁連事務総長として震災と原発事故対策に取り組む(2010年4月~2012年5月)。脱原発弁護団全国連絡会共同代表として、3・11後の東京電力の責任追及、原発運転差止のための訴訟多数を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Mao

4
これほどの証拠が出てきたのに、もし誰も有罪にならないのなら、日本の司法は終わっている。 これは多くの人が読むべき!と思ったら、なんと、読メで読んだ人が他に居ない(;_:)2019/03/27

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