福島第一原発廃炉図鑑

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福島第一原発廃炉図鑑

  • 開沼 博【編】
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  • サイズ A5判/ページ数 396p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784778315115
  • NDC分類 543.5
  • Cコード C0030

出版社内容情報



開沼 博[カイヌマ ヒロシ]

内容説明

福島について考えることは、世界と日本の現在を考えることだ。福島第一原発(1F)を考えることは、私たちの家族や友だちの未来を考えることだ。私たちは考えることを放棄してはならない。だから私たちはまず調べることにした。

目次

イントロダクション(日本の原子力発電所;福島第一原発広域地図 ほか)
第1章 福島第一原発、最大の問題は何か?(竜田一人COMIC1「全員集合!」;廃炉クロノロジー ほか)
第2章 廃炉とは何か?(竜田一人COMIC2「オンサイト」;10分でわかる1F廃炉 ほか)
第3章 1F周辺地域はどうなっているのか?(竜田一人COMIC3「オフサイト」;廃炉にかかる予算は? ほか)
第4章 廃炉をどう語るのか?(竜田一人COMIC4「1Fのこれから」;インタビュー そこに関わり続ける理由 ほか)

著者等紹介

開沼博[カイヌマヒロシ]
1984年福島県いわき市生。立命館大学衣笠総合研究機構特別招聘准教授、東日本国際大学客員教授。東京大学文学部卒。同大学院学際情報学府博士課程在籍。専攻は社会学。早稲田大学非常勤講師、読売新聞読書委員、復興庁東日本大震災生活復興プロジェクト委員、福島原発事故独立検証委員会(民間事故調)ワーキンググループメンバーなどを歴任。現在、福島大学客員研究員、Yahoo!基金評議委員、楢葉町放射線健康管理委員会副委員長、経済産業省資源エネルギー庁総合資源エネルギー調査会原子力小委員会委員などを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

テイネハイランド

12
図書館本。「はじめての福島学」社会学者の開沼博/「いちえふ」漫画家の竜田一人/元東電社員の吉川彰浩による共著。3.11の津波により原発事故を起こした「いちえふ」(東電福島第一原発)の2016年での状況について、避難生活/除染/廃棄物処理の舞台となる周辺地域までを含め、「廃炉」をテーマにしてまとめた一冊。分厚い本ではあるが、初めて知る内容も数多く、大変興味深く読むことができた。開沼さんの文はところどころ「上手いこといってやった」感が鼻につくものの、第4章などを読むと、注目の論客だと認めざるを得ない。2016/12/06

えむa

5
福島第一原発の廃炉の現在進行形の姿を、真摯に丁寧に提示した一冊。読みごたえあり。通常の廃炉でも大変なのに、メルトダウンしたF1は地下水対策、燃料デブリの取り出しなど困難な現実に向き合い、未知の世界に足を踏み入れなければならないが希望はある。廃棄物の完全処理までの「廃炉」について正しく捉える為の言葉がもっと広がっていかないと。情報の透明性とともに、デマや都市伝説に惑わされない受け止める側のリテラシーも大切。被災地の姿をもっと国民全体の問題とし捉えるべきと思う。加筆しながら今後も版を重ねていってほしい。2016/09/28

臓物ちゃん

5
臨界事故を起こした福島第一原発についての本は多々あれど、近くのグルメスポットや釣りスポットまで紹介してるのは本書だけ!廃炉に向けて働いてる人たちの服装から何食べてるかまで解説してくれる充実した、原発問題語るならホントのガチで必読な一冊。今話題のVR技術まで活躍してたのかスゲェ。廃炉まで40年かかると言われてたけど、今の状態ならあと25年~35年なのね。震災から5年、最近もしかしたら存在しないファンタジーの場所じゃないかと思われかけてるあの場所を再認識出来て大変良かった。ガチオススメ。2016/06/26

M

4
とても良い現状まとめ本。それぞれの炉の状態も、図解でとても分かりやすい。いま電源が失われた場合にプールが100度になるまでの時間とか、露出するまでの時間とか、全然知らなかったことが沢山。ワンフォーオールジャパンというサイトで、家族向けに情報開示されているのも初めて知った…。 http://www.1f-all.jp/ 正しく怖がることはとても大切よね。水俣市の市長の言葉、「放射線は確かに怖いが、事実に基づかない差別や非難中傷は悲しい行動だ。水俣病の経験を繰り返してはならない」、まさに。2017/01/22

入道雲

4
福島第一原発の廃炉を中心に様々な情報を明快に示している。事故以来、一般的メディアが伝えたのは、実は偏りどちらかというと悲観的、破滅的だったりで、少しの事実と多くの誤解があったようだ。この本で事故対応や廃炉状況がどういう経緯を経て、今どうなっているのか。どんな人たちが何をを日々進めているかがよく分かる。そして最新情報が伝えられていないかが分かる。原発事故や廃炉に興味や不信感がある人はまず読んでみて欲しい。難しい話を分かりにくく書いてなく漫画やイラストや多彩な構成で図鑑と呼ぶに相応しい体裁だ。2016/08/09

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