内容説明
２０００年、ニューヨーク市ロングアイランド島の先にあるモントックという町で、排水口に落ちた子ガモたちが救出されました。人間の暮らしと自然とのぶつかりあいの中で起こった、さわやかで心あたたまる実話を、数多く子どもの本を手がけてきたエヴァ・ムーアと、２度のクリストファー賞に輝くナンシー・カーペンターが描きます。
著者等紹介
ムーア，エヴァ［ムーア，エヴァ］ ［Ｍｏｏｒｅ，Ｅｖａ］
作家・編集者として４０年以上子どもの本に携わり、数多くの作品が広く愛されている。自宅はニューヨーク市モントック
カーペンター，ナンシー［カーペンター，ナンシー］ ［Ｃａｒｐｅｎｔｅｒ，Ｎａｎｃｙ］
これまでに３０作以上の子どもの本のイラストレーションを手がけ、第一人者として活躍している。作品ごとに様々な技法を使う独特のスタイルが評価され、２度のクリストファー賞やジェーンアダムス児童文学賞など、受賞多数。家族とともに、ニューヨーク市ブルックリンに住んでいる
いまえよしとも［イマエヨシトモ］
今江祥智。絵本、童話、小説、エッセイ、評論、翻訳など幅広いジャンルで活躍している。『ぼんぼん』（理論社）で日本児童文学者協会賞、『兄貴』（理論社）で野間児童文芸賞、『でんでんだいこいのち』（童心社）で小学館児童出版文化賞を受賞。また数々の功績に対し、エクソンモービル児童文化賞を受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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chiaki
46
『かもさんおとおり』と読み比べ。2000年、ニューヨークのモントックという町で実際にあったおはなし。母さんカモの後ろを1列になって必死に追い掛ける5羽の子ガモたち。きっと母さんガモのおしりしか見てないよね、子ガモたち次々に排水口にドボンッ！！！母ガモと街の人たちが見守る中、消防署員たちに無事に救助され、カモの親子らが安全に道路を渡れるよう、交通整理もしてもらいます！遠目が効く絵で、大勢への読み聞かせにも向いています。2021/06/06
♪みどりpiyopiyo♪
37
ハラハラ のち にっこりな絵本を読みました🦆🐥 公園の水辺に住むカモの親子に起きた大事件！ ■ちびカモ達のお名前がかわいくて、出てくるたんびに何度もにっこりしちゃう♡ 売店のお姉さん、good jobでした₍₍(∩´ ᵕ `∩)⁾⁾ （2013年）（→続2020/01/20
sui
22
マックロスキーの『かもさんおとおり』を思い出してしまい、読みながら比べてしまう。こちらは実際の心温まるエピソードを元に描かれていて、絵もとてもいいんだけど、どうしても比べてしまう。子供に読ませるものって、こんな勿体ぶった言い方じゃなく、もっと素直な文の方がいいな。コガモの名前も何とも読みにくい･･･。2017/01/19
ヒラP＠ehon.gohon
15
この絵本を見て、マックロスキーの「かもさんおとおり」を思い出しました。 子どもたちを連れたカモの行進は、人間の動物愛護精神を呼び起こすもののようです。 街中の危険な場所を移動するカモさんを、支援介助する人間たちの慈愛を語ってくれる実話絵本です。 思いやりの心を、大切に育てたいですね。2019/07/12
しぃ
13
これは実話っぽいなーと思っていたらその通りでした。よくある話っちゃよくある話。でも絵が可愛いな。2016/01/13
