内容説明
ママとパパはきっぱり言う。「８時になったら、あかりをけして」真っ暗な部屋ではこわくて眠れないのに。ちいさなコブタは工夫した。スイッチをいれてからあかりがきえるまでに、わざとうんと時間がかかるように。―はさみ、ほうき、三輪車、ボウリングの玉、野球のバット、じしゃくなどなどが、ひとつながりのからくり仕掛けになった。なにかの動きが、次のスイッチになり、次々に連鎖する、こういうのを「ルーブ・ゴールドバーグ・マシン」というそうだ。天才コブタのからくりは、みごとに成功するだろうか。
著者等紹介
ガイサート，アーサー［ガイサート，アーサー］［Ｇｅｉｓｅｒｔ，Ａｒｔｈｕｒ］
１９７８年国際版画ビエンナーレで受賞した実力派の銅版画家。作品はサンフランシスコ近代美術館をはじめ、アメリカ各地の美術館に展示されている。アメリカ、イリノイ州ガレナ在住
久美沙織［クミサオリ］
岩手県盛岡市生まれ。上智大学文学部哲学科卒業。在学中、『小説ジュニア』にてデビュー。ＳＦ、ファンタジー、ミステリー、エッセイ、翻訳と、多岐にわたる分野で活躍している。軽井沢在住（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ～ 1件／全1件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
シナモン
136
図書館本。真っ暗な部屋では怖くて眠れないコブタ。スイッチを入れてから灯りが消えるまで、時間がかかるよう工夫をこらす物語。ドミノとか、はさみ、バット…家中の物を使って家中に壮大な仕掛けをかける。もうすごい!の一言です。でも確かにこれを毎晩セットするのはかなり大変そうですね💦2019/12/20
たーちゃん
37
これは息子にヒットしました。まるでピタゴラスイッチ！どうやって明かりが消えるかわくわくして、見終わってからも「もう一回見てみよう！」と言っていました。2021/09/10
chiaki
32
お布団掛けてさぁおやすみ～。パチン消灯…までが長いッ！！！灯りが消える仕組みが、家のあちこちに大掛かりな仕掛けが施されたピタゴラスイッチに。こんな装置、気になりすぎて楽しすぎて、私ならなかなか眠れないよ〰️笑 じーーーっくり眺めて楽しい絵本。2019/11/20
小夜風
30
【図書館】ピタゴラスイッチだ(笑)！｢８時になったら、あかりをけして｣と言われたコブタは、真っ暗な部屋では怖くて眠れません。だから、スイッチを入れてからあかりが消えるまでに、わざとうんと時間がかかるように工夫しました。仕掛けが始まってみると家中全部使った大掛かりな仕掛けに笑っちゃいました(笑)。明日もまた１から仕掛けるのかな？2014/09/16
いろ
20
Ｅテレ「ピタゴラスイッチ」のピタゴラ装置そのもの！な絵本♪ タイトルだけは以前から知っていて気になっていたが，こんな内容とは！ 図書館展示棚で出会い，絶対にピタゴラファンの７歳男児に見せなくては！使命感を持って借りる。予想どおり息子釘づけ。暗闇で眠るのが嫌な子豚ちゃんが壮大な装置を作製☆ 考えた事･それを実践した事に拍手。最初の１ページ以外文字ナシで，ひたすら仕掛けの展開を追って行くお話。息子は指で流れを辿りながら，キュッ！ チョキン！ コン！ カタカタ… ザー！ …効果音を自分で作りながら先に進める＾＾2015/04/24
