著者等紹介
内田麟太郎[ウチダリンタロウ]
福岡県生まれ。絵本作品に『おれたちともだち』シリーズ(偕成社)、「さかさまライオン」「がたごとがたごと」(童心社)など多数ある
広野多珂子[ヒロノタカコ]
愛知県生まれ。絵本作品に『ねぼすけスーザ』シリーズ、「ちいさな魔女リトラ」(福音館書店)など多数ある
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感想・レビュー
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くぅ
22
内田さんなんだけど、絵が広野さんになるとなんだか雰囲気が途端に優しい。話の中身も優しくて良作だと思います。息子はタヌキに抱きつく鬼にクマと同じように笑いました。私は花びらを巻く2人の様子が可愛かった!(3歳8ヶ月)2021/02/03
ツキノ
17
【おにと動物たちの友情】2004年12月発行。内田麟太郎×広野多珂子。『ともだちや』シリーズでおなじみの内田麟太郎さん、おはなしは唐突にはじまり、ちょっとひねった感情の機微が描かれている。おにのとぼけた魅力、風景の美しさ、とらえたアングルにいちいち驚かされる。【32】2024/02/10
しぃ
15
なぜか鬼が好きな次女に。見た目とは裏腹に、虫すら怖がってしまう気弱な鬼。でもタヌキとイタチにとっては優しい友達。けれど気弱なところが露見して他のどうぶつたちからバカにされ、恥ずかしくて閉じこもってしまう。二匹の友達が心配する様子、鬼の頑張り、桜吹雪シーンがなんとも言えず優しくて切ない。すごく素敵なお話でした。2016/06/06
雨巫女。@新潮部
13
《図書館》鬼は、シャイだなあ。友達は、苦労するなあ。(≧∇≦)2011/10/07
niaomi
11
毛虫を怖がってしまったことを恥じて閉じ籠る鬼。それを心配した鬼と仲良しのタヌキとイタチ。優しい2匹と素直な鬼の心暖まる絵本。背中の「あるおとこ」に気付かない鬼が可愛い。2016/01/22