内容説明
2019年夏、参院選のあの熱狂は何だったのか?ドキュメンタリーの鬼才・原一男による新たな選挙エンターテイメント、開幕!
目次
れいわ新選組オリジナルメンバーインタビュー(辻村ちひろ(辻村千尋)
渡辺てる子(渡辺照子)
大西つねき
やすとみ歩(安冨歩)
三井よしふみ(三井義文)
はすいけ透(蓮池透)
野原ヨシマサ(野原善正)
木村英子
ふなごやすひこ(船後靖彦))
採録シナリオ『れいわ一揆』
心、揺さぶられる―映画『れいわ一揆』(澤地久枝)
「れいわ一揆」論―終わりに代えて(原一男)
著者等紹介
原一男[ハラカズオ]
1945年6月、山口県宇部市生まれ。東京綜合写真専門学校中退後、養護学校の介助職員を経て72年、小林佐智子と共に疾走プロダクションを設立。同年、『さようならCP』で監督デビュー。87年、『ゆきゆきて、神軍』を発表。大ヒットし、日本映画監督協会新人賞、ベルリン映画祭カリガリ賞、パリ国際ドキュメンタリー映画祭グランプリなどを受賞。94年、小説家・井上光晴の虚実に迫る『全身小説家』を発表。キネマ旬報ベストテン日本映画第一位などを獲得。18年、『ニッポン国VS泉南石綿村』を発表。釜山国際映画祭メセナ賞(最優秀ドキュメンタリー)などを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
miunac
4
パンケーキが好きな苦労人のおじさん、といったような、どうせ電通あたりが作ったイメージにはうんざりしてるので。原一男の映画は『ゆきゆきて、神軍』しか観てない。あの頃は映画に対して情熱があった。れいわ新選組には何もない。政策の一致すらない。これだけ「狂ってる」世の中で、意見をすり合わせるのすら不可能だろう。それでいいのだ。安冨歩の意見にはデヴィッド・グレーバーや高橋源一郎に通じるところがある。それで私には充分だ。2020/09/20
kansaijin_tala
0
神戸市立図書館より2021/02/07