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出版社内容情報
『五国語箋』(上・下二冊)は『国書総目録』に、国立香川大学、神原文庫の上冊一本をあげるのみ。文字どおり天下の孤本。内容的には必ずしも高いレベルとはいえないが、蘭・仏・英・魯・日の五国語を対照した小辞典。江戸期、日本人の好奇心と語学への精進を示す記念碑として、あえて蘭学および語学愛好者に提供する。
日本の近代化は明治維新によってかえって歪められたのではないか。
江戸幕府の〈富国殖産・厚生〉を明治政府は紙屑のように捨て〈富国強兵〉の道をえらんだ。その歪みは1945年の敗戦、そして現代まで続いているのではないだろうか。
日本の近代化を正当に評価するためには、その原点である洋学を抜きに語れない。本文庫は江戸の文化・学芸さらには近代とは何かを模索するための基本資料を提供する。
内容説明
日本の近代化は明治維新によってかえって歪められたのではないか。江戸幕府の「富国殖産・厚生」を明治政府は紙屑のように捨て「富国強兵」の道をえらんだ。その歪みは1945年の敗戦、そして現代まで続いているのではないだろうか。日本の近代化を正当に評価するためには、その原点である洋学を抜きに語れない。本文庫は江戸の文化・学芸さらには近代とは何かを模索するための基本資料を提供する。
目次
影印(総目・五十音索引;巻之上(い之部~か之部)
巻之下(よ之部~す之部))
解題