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WEB+DB PRESS plusシリーズ
Googleを支える技術―巨大システムの内側の世界

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  • サイズ A5判/ページ数 271p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784774134321
  • NDC分類 547.48
  • Cコード C3055

出版社内容情報

検索エンジンGoogleの礎となっている技術・システムの解説書。本書では、論文やWebなどで公開されているパブリックな情報をもとに、Googleのインフラ技術について解説します。世界規模のシステムにおける「分散ストレージ」「分散データ処理」「運用コスト」など、注目のテーマを取り上げ、学部生をはじめ初学者の方々にもお読みいただけるように基礎知識から丁寧に説明します。

内容説明

Googleを支える基盤システムの数々について、論文やWebなどで公開されているパブリックな情報をもとに技術的な側面から解説を試みる。

目次

第1章 Googleの誕生
第2章 Googleの大規模化
第3章 Googleの分散ストレージ
第4章 Googleの分散データ処理
第5章 Googleの運用コスト
第6章 Googleの開発体制

著者等紹介

西田圭介[ニシダケイスケ]
COBOLコンパイラからVPNサーバ、ドライバ開発からWebアプリまで、必要とあらば何でも手掛けるフリーエンジニア。IPAの平成14年度未踏ユースにおけるスーパークリエータ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

えちぜんや よーた

19
私は、Web上での活動について、 Google「一本足打法」になってしまっています。 Googleの技術的側面についていつも不思議に思ってました。 「Google検索はどうやってできるのか?」 「なぜSpreadSheetをWeb上で編集できるのか?」 「データセンターを維持するためにどうやって電力を確保しているのか」 本書はこれらの疑問についてしっかり説明してくれています。章ごとに「まとめ」のセンテンスがあります。 さきに要約を読んで、後から本文を読むと全ては無理でしたが、 3分の1ぐらいは読めました。2012/09/23

わたなべ

12
Googleを支える巨大システムについて書かれた本。若干古い本なので最新のテクノロジーではないが、とても勉強になった。Googleが独自のデータベースを持っているのは知っていたが、調べてみると、それ(Bigtable)が2015年にサービス公開されているとは知らなかった。2019/10/19

oh_cha

8
Googleの論文を基に検索エンジンの仕組みや分散処理の基盤技術、運用コストついて解説した1冊。GFSやBigtable、MapReduceについて図を使って書いてあるが、大まかにしか理解できていない部分もあるので、もう一度読み返したい本。それにしてもこれを5年以上も前に実現していたと考えるとGoogleの技術力の高さがよくわかる。2013/03/22

ショウヤ

6
検索エンジンの仕組み、GFS、Bigtable、ChubbyやMapReduceの概要から、データセンターの電力、ハードウェアなどの運用コスト、開発体制まで、幅広い内容を丁寧に解説した良書です。Googleが少しだけ身近に感じられた気がします。ここまで大規模だと、ハード面での削減が、そのままコスト競争力になるんだな、と。 開発体制は、情報の徹底した共有、透明化が重視されているとのこと。開発者として羨ましい限りです。2014/01/07

ふくみみ

5
世界中を検索するという目的に特化して既存の仕組みに囚われず突き詰めたら個々の手法がスタンダードになっていたという。ページランクという概念からMapReduceまでとにかくデータを分散して処理し、結果を集約することで巨大な難問に挑むというスタンスはなんだか哲学的な香りさえ感じられる。スケールすることを狙った設計がハードを大量に揃えることに繋がり、ハードの知見として紹介されているのも面白い。今までなんとなく知ってた開発体制も同じ哲学で作られているのかなと思えてきました。2012/03/06

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