沖縄 近い昔の旅―非武の島の記憶

沖縄 近い昔の旅―非武の島の記憶

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 293p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784773623109
  • NDC分類 291.99
  • Cコード C0020

出版社内容情報

『韓国 近い昔の旅』(神谷丹路)、『台湾 近い昔の旅』(又吉盛清)につづく第三弾。著者は米軍政下の1959年、単身沖縄へ渡って以来40年間、一貫して沖縄の根っこをまさぐってきたジャーナリスト。自分の目と感性を武器に思索し、発言し、報道してきた著者ならではの文章は、日本の姿に疑問を抱いている人にも、沖縄に関心のある読者にも、きっと共感を呼ぶに違いありません。〈もう一つの日本〉の歴史と日本のあるべき姿を若い人たちに語った心の著。

内容説明

自己の沖縄体験と「もう一つの日本」の歴史と人びとの想いを若い人たちに語る。

目次

母と子の残像―ウルトラマンの戦争
風呂敷包みのなかの「御真影」―孤島の女教師
少年が歌った『海ゆかば』―海底に沈んだ疎開学童
二つのガマ―生と死を分けたもの
ある「在日沖縄人」の痛恨―彫刻家・金城実の世界
60万発の艦砲弾―ベトナムと沖縄
全滅家族の屋敷跡―パパイアの涙
ありったけの地獄―戦争証言が語りかけるもの
死の抗議―キセンバル・レクイエム
安保が見える丘―君は基地に何を見たか〔ほか〕