復興の闇・都市の非情―阪神大震災、五年の軌跡

和田 芳隆【著】

五月書房（1999/12発売）

• サイズ B6判／ページ数 233p／高さ 20cm
• 商品コード 9784772703147
• NDC分類 369.31
• Cコード C0036

内容説明

神戸の人々が直面した苛酷な現実。戦前の満洲国から神戸へと続く愚かな都市計画の歴史、廃墟の中で虐げられる者はいつも弱者…。大震災の復興はこの国の矛盾のすべてを明らかにした。気鋭のジャーナリストが果敢に挑んだ渾身のドキュメント。

目次

第１章　人―ずるい者が生き残る（生と死のあとさき；美談の裏側）
第２章　街―阪神大震災と満洲国（絶望の都市計画；負の系譜―満洲国と神戸）
第３章　港―近代神戸裏面史（マッチと被差別部落；被差別部落の隣人）
第４章　道―なぜ息子は阪神高速道路で死んだか（蟷螂の斧；真犯人）

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ナツ]

行政の非情さがよくわかる・・。これが事実なら恐ろしい。

2018/07/08