出版社内容情報
ことばを話す、聞く、読む、書く、
ことばで考える、コミュニケーションすることが
むずかしい人と、ともに生きるためのビジュアル教材
◎ことばが不自由ってどういうこと?
◎ことばの不自由な人のくらしのくふう
◎ことばの不自由な人とともに生きるための社会のくふう
◎ことばの不自由な人がのぞむこと
◎ことばの不自由な人をサポートする方法
●交流及び共同学習*の事前/事後学習に最適!
共生社会の一員として、偏見や間違った思い込みを取りのぞき、
関心を持ち、正しく理解するための新しい障害学習図鑑。
*交流及び共同学習:障害のある子どもと障害のない子ども、あるいは地域の障害のある人とがふれあい、共に活動することとして、 学習指導要領に定められている。
内容説明
ことばを話す、聞く、読む、書く、ことばで考える、コミュニケーションすることがむずかしい人とともに生きるためのビジュアル教材。
目次
第1章 ことばってなんだろう
第2章 ことばの不自由な人のくらしのくふう
第3章 ことばの不自由な人とのコミュニケーション
第4章 ことばの不自由な人を支援する学校・施設
第5章 ことばの不自由な人をサポートする仕事
第6章 ともに生きていくためにバリアフリーな社会って?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まる子
21
「ことばの不自由な人」でイメージするのはろうあ者を思い浮かぶ人が多いのかな?この本では「話せない」だけではなく「書く」「読む」が困難な人にも。それは吃音、失語症、場面緘黙、発達障害によるコミュニケーションが難しい人なども含まれていて、どのような対応が必要なのか、どのように意思疎通(難しい場合もあり)できるのか。お値段お高めな1冊ですが、多様性を知るという意味では「ことば」に特化していた。最後はそれぞれの症状の書籍(フィクション含む)や映像、各サイトの紹介あり。2023/01/27
ヒラP@ehon.gohon
17
発達障害の人たちと接することが多いので、どのようなアプローチが彼らにとって効果的かと思い手に取りました。 言葉が不自由な人たちの、発症原因と、その事象については理解を深めましたが、どのように対応すればいいかということに関しては、参考になる点と、その難しさを感じました。 児童書としてはハードルが高い本ですが、該当する子どもたちと接点のある人には、詳しくてわかりやすい本だと思います。2023/05/21