セラピストのための面接技法―精神療法の基本と応用

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  • サイズ A5判/ページ数 227p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784772408035
  • NDC分類 493.72
  • Cコード C3011

出版社内容情報

《内容》  本書は,臨床心理士や精神科医をはじめ,心の臨床に携わる専門職の人々のために編まれた著者最新の臨床論文集である。
 さまざまな病態に対する臨床医としてのかかわりから生まれた介入の技術が全編にわたって紹介されている。力動的個人精神療法を基礎にした著者の技法は,内面への関心,了解,共感,関与といった基本的要素を押さえた上で,学派を超えた日常臨床の中での一般的心理療法へと発展している。臨床家としての姿勢,態度,診断と見立て,共感と解釈など,診断面接の留意点をわかりやすく解説,精神療法家がめざす現実適応のための援助技法,よりよいクライエントと治療者の関係を築くための実践方法を身につけるために最適の指導書となろう。    

《目次》
□主な目次
第1部 精神療法の構造と過程
精神療法の基本的要素
診断と見立て
共感と解釈――患者と治療者の共通体験の探索
転移/逆転移――役割からの逸脱と再統合
第2部 精神療法の経験
強迫性障害の力動的精神療法
境界性人格障害への援助
境界例の不安
抑うつと心的外傷
身体症状をもつ患者への精神療法について
心身医学における身体の意味について
腎移植をめぐる患者心理と家族内力動
第3部 精神療法の教育・訓練
スーパービジョンについて――私の経験から
心身医学の講義を聴いた女子大生の反応から
事例報告をどう書くか
病院における臨床心理士の役割と貢献
精神科臨床と臨床家教育の経験から

内容説明

本書は、臨床心理士や精神科医をはじめ、心の臨床に携わる専門職の人々のために編まれた著者最新の臨床論文集である。さまざまな病態に対する臨床医としてのかかわりから生まれた介入の技術が全編にわたって紹介されている。力動的個人精神療法を基礎にした著者の技法は、内面への関心、了解、共感、関与といった基本的要素を押さえた上で、学派を超えた日常臨床の中での一般的心理療法へと発展している。臨床家としての姿勢、態度、診断と見立て、共感と解釈など、診断面接の留意点をわかりやすく解説、精神療法家がめざす現実適応のための援助技法、よりよいクライエントと治療者の関係を築くための実践方法を身につけるために最適の指導書である。

目次

第1部 精神療法の構造と過程(精神療法の基本的要素;診断と見立て;共感と解釈―患者と治療者の共通体験の探索;転移/逆転移―役割からの逸脱と再統合)
第2部 精神療法の経験(強迫性障害の力動的精神療法;境界性人格障害への援助;境界例の不安;抑うつと心的外傷;身体症状をもつ患者への精神療法について;心身医学における身体の意味について;腎移植をめぐる患者心理と家族内力動)
第3部 精神療法の教育・訓練(スーパービジョンについて―私の経験から;心身医学の講義を聴いた女子大生の反応から;事例報告をどう書くか;病院における臨床心理士の役割と貢献;精神科臨床と臨床家教育の経験から)

著者等紹介

成田善弘[ナリタヨシヒロ]
1941年名古屋市に生まれる。1965年名古屋大学医学部卒業。精神医学専攻。愛知県立城山病院医員、名古屋大学医学部精神医学教室助手、社会保険中京病院精神科部長を経て、1994年椙山女学園大学人間関係学部教授。2002年より、桜クリニック
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