内容説明
「臨床心理学」を学ぶすべての人におくる、一臨床家・河合隼雄の「学」の探究ノート。
目次
見たて・援助・その考え方
臨床心理学の理論
臨床心理学の研究法
事例研究の意義
因果的思考と非因果的思考
心の構造
心理テストの使用
心理療法におけるアドバイス
家族への対応
心理療法と笑い
心理療法における怒り
心理療法の終結
心理療法の発展
著者等紹介
河合隼雄[カワイハヤオ]
臨床心理士。1928年兵庫県に生まれる。1952年京都大学理学部卒業。1965年スイス、ユング研究所よりユング派分析家の資格を取得。1967年京都大学教育学博士。2002年文化庁長官就任。京都文教大学学術顧問、京都大学名誉教授。専攻、臨床心理学
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆにす
2
意識している領域と無意識の領域があるというのが勉強になりました。母と娘が正反対のタイプで娘が母に認められていなかったというところが参考になりました。2014/10/30
Si(しぃ)
2
何度も読まないと血肉にならない気がする。河合先生の本はいつも読みやすい。2013/07/14
f1o.5h_c5
1
勉強になった。臨床心理学の難しいところは、「人間は変わる」ということだなぁ・・・。2010/07/29
tuna
0
2001年から2002年までの連載をまとめたもの。これまでの考えを今一度まとめたような内容だと思う。2014/06/01