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出版社内容情報
《内容》 落ち着きのなさや注意集中の困難,衝動性,学習の困難,反抗的行動―こうした子どもたちに共通する脳発達の部分的な遅れが注意欠陥多動性障害(ADHD)です。本書は,そうしたADHDの原因,治療法,子どもの育て方,教育方法,そして子どもの将来について,わかりやすく書かれたものです。ADHDの治療には薬物療法が多く用いられますが,本書でもメチルフェニデート(リタリン)をはじめとする適用薬物使用時の留意点に十分な紙幅がとられています。わが国の児童精神医学分野を代表する治療者・研究者である訳者によって,国内での留意点や効果的な使用法についても解説が加えられました。ADHDの子どもたちは,友だちが少なかったりイジメの対象になることもまれではありません。こうしたことから自尊心が低くなり,「どうせ,ボクはダメな子なんだ」と絶望しがちです。本書では薬物療法だけではなく,こころのケアの面にも焦点が当てられ,ADHDの治療は,医学的な方向だけでなく,家庭や学校など子どもを取り巻くさまざまな面からアプローチすることが必要だと説かれています。精神科医や小児科医はもちろん,ADHDの子どものご家族や,教育に携わる方々もぜひお読みください。 《目次》 目 次◎ADHDの子どもたち翻訳者まえがき 3□主な目次第1部 はじめに第1章 ADHDって何?第2部 いくつかの特徴的な困難第2章 集中力の不足第3章 衝動性第4章 過活動第5章 反抗第6章 社会的な不器用第7章 自尊心の低さ第3部 ADHDの原因第8章 脳の発達の未熟さ第4部 ADHDはどのように診断されるか第9章 診断とアセスメント第5部 治療第10章 家庭での対処第11章 学校での対処第12章 行動修正法第13章 薬物療法―一般原則第14章 各薬物の紹介第6部 成人期第15章 成長するとADHDから抜け出せるか?
内容説明
落ち着きのなさや注意集中の困難、衝動性、学習の困難、反抗的行動―こうした子どもたちに共通する脳発達の部分的な遅れが注意欠陥多動性障害(ADHD)です。本書は、ADHDの原因、治療法、子どもの育て方、教育方法、そして子どもの将来について、わかりやすく書かれたものです。メチルフェニデート(リタリン)をはじめとする適用薬物使用時の留意点に十分な紙幅がとられています。国内での留意点や効果的な使用法についても解説が加えられました。
目次
第1部 はじめに
第2部 いくつかの特徴的な困難
第3部 ADHDの原因
第4部 ADHDはどのように診断されるか
第5部 治療
第6部 成人期