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新島襄と徳富蘇峰―熊本バンド、福沢諭吉、中江兆民をめぐって

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  • サイズ A5判/ページ数 268,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784771013223
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C3023

内容説明

本書では、青年期(二十代の、すなわち一八九二年以前の)蘇峰に焦点を当て、ミッション資料などの新資料を駆使して同志社や新島襄との関係を新しい視点から分析、解釈し、掘り起こす。また、さらにはそうした基礎作業を踏まえた上で中江兆民や福沢諭吉との交流や思想的関連などにも光を照射し、広い視野と新しい視点からの検証を模索する。

目次

はじめに―新島襄と徳富蘇峰の交流
第1章 「自責の杖」事件をめぐって―蘇峰の同志社退学問題
第2章 「熊本バンド」をめぐって―大久保派と同心交社
第3章 教会合同運動
第4章 新島襄と福沢諭吉
第5章 徳富蘇峰と福沢諭吉
おわりに―中江兆民をめぐって

著者等紹介

本井康博[モトイヤスヒロ]
1942年11月生まれ。1969年同志社大学大学院経済学研究科修士課程修了(専攻・ヨーロッパ経済思想史)。現在、同志社大学社史資料室嘱託職員、同志社大学嘱託講師(担当「日本の近代化と同志社」、「新島学」)、近畿大学非常勤講師(担当「西洋経済思想史」、「科学方法論」)
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