東欧の文学<br> パサジェルカ〈女船客〉 - 他 (第5版)

東欧の文学
パサジェルカ〈女船客〉 - 他 (第5版)

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  • サイズ A5判/ページ数 433p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784770402158
  • NDC分類 989.83
  • Cコード C1397

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

CK

5
リーザが醜かったです。収容所でマルタを優遇したのも結局は自分のため。それに屈しないマルタがかっこいい。人間の精神は物理的な立場で支配することはできませんね。「生きることにばかり執着すると、人は奴隷になります」2017/07/04

YukoNexus6

3
#読書フェス がん治療をしていた時、待合室で「夜と霧」を読み終えた。あれは2年前か? 今日、経過観察にいった同じ待合室で、かれこれ1年をかけてサボりサボり読んでいたポーランド戦後文学を読了する。ナチの立場から書かれた「牙関緊急」を最後に残しておいたのが本当にキツかったな。これが「聖週間」「パサジェルカ」を最後に読んだなら、まだも救われたかもしれないが、そこに救いなんかあったのか? 開高健のあとがきが、何度読んでも染みる。どうしようもない日々に描かれている捩れるような恋心が好きだ。邪悪であったとて。2015/12/02

YukoNexus6

1
表題作のみを再読。思えばこの作品を樹村みのりが漫画化していると知ったのは村上知彦氏の評論からだった(彼の漫画評には大学時代からしたがっている)。リリアーナ・カヴァーニの映画のシーンが、読みながら何度も蘇る。恋の小説。恋の恐ろしさ。やっと「実のある」読書ができるようななってきたな。。。2020/03/05

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