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原典に見るトライボロジーの世紀―近代科学成立期の「摩擦の研究」20編

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  • サイズ A5判/ページ数 316p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784769321521
  • NDC分類 531.8
  • Cコード C3053

内容説明

18世紀は近代科学が花開いた時代であり、かつ摩擦に関する画期的な研究が行われた時代であった。本書は、それらのうち代表的な研究論文を本邦で初めて訳出したものである。摩擦の現象には未だ明快には理解されていない点が多い。これらのオリジナル論文をあらためて読むことが、今後の新しい論理展開の礎を築く上で重要であろう。

目次

トライボロジー研究の先駆け―摩擦の研究論文1(オラーニェン公のために製作されたステヴィンの帆走車を手掛かりにしての車に関する講義(R.フック))
トライボロジーの理論研究―摩擦の研究論文2(機械を動かすために用いられる人の力と馬の力をやすやすと火力に置き換える方法について(G.アモントン)
機械に発生する抵抗について(G.アモントン)
機械の抵抗について(P.ド・ラ・イール) ほか)
トライボロジーの実践研究―摩擦の研究論文3(改良された車のすべて(J.ロウ)
摩擦に関する考察(C.ヴァルロ)
ピョートル大帝の栄光を讃えるための記念像またはその建立に関する土木工事(M.カリブリ))

著者等紹介

吉武立雄[ヨシタケタツオ]
1932年生れ。’60年東京大学社会科学研究科博士課程中退、光洋精工に入社。海外軸受メーカーとの技術提携などの業務に従事。’93年以降、文筆活動。訳書に「ころがり軸受実用ハンドブック」「簡単な諸機械の理論」
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