著者等紹介
デュボアザン,ロジャー[デュボアザン,ロジャー]
1900‐1980。スイス、ジュネーブ生まれ。1925年、妻ルイーズ・ファティオと渡米。1948年『しろいゆき あかるいゆき』(BL出版)で、コルデコット賞を受賞、1966年『きりのなかのかくれんぼ』(復刊ドットコム)で、コルデコット・オナー賞を受賞した。文は、どちらもアルビン・トレッセルト
こみやゆう[コミヤユウ]
1974‐。東京都生まれ。翻訳家。2004年より東京都、阿佐ヶ谷で家庭文庫「このあの文庫」を主宰。祖父は、トルストイ文学の翻訳家、北御門二郎(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
gtn
23
ハッピーエンドになったのは、庶民の代表である豚の奥さんの助言に耳を傾けたからこそ。その後も試行錯誤があり、決して奥さんが言うとおりにはならなかったが、少なくとも心が軽くなり、元々あった力が引き出され、正解にたどり着くことができた。2021/05/06
milk tea
18
人の目や声を気にするところは、イソップ物語の「ロバを売りに行く親子」に似てますね。 すずめの「ロバならみみをぴんとたててりゃいいのさ」の一言に気づき、女の子の「かわいいわね。みみがピンとたってて、とってもすてき」と声に僕はこのままでいいんだと自信がついた。 人と比べる必要はない。 きみはきみ、 ぼくはぼくでいいんだよ。2024/01/28
おはなし会 芽ぶっく
15
自分は自分!と思えるには、ロバくんのように試練を乗り越えた方が、自分が!納得するのでしょうね。子どもたちに自己肯定という言葉を使うより、こういう絵本を読んで感じ取ってもらえたらいいですね。2019/10/02
mntmt
11
「ロバのロバちゃん」の新訳。2019/07/05
ツキノ
9
(E-481)2019年5月刊。『ロバのロバちゃん』の新訳版。うれしい出版。自分は自分でいいのだ、と思えるまでの道のり。まぁ多少痛い思いはしますよね。いいテーマ、いいおはなし。2019/08/18