出版社内容情報
高齢者の金融資産管理をいかに支援するか
加齢とともに病気や認知症などの疾患、孤独感など多くの問題が発生する。これらをどう予防し、将来へのお金の展望を示し、社会との円滑な関係づくりを支えていくか――。高齢者にとってのよりよい暮らしを維持すべく、医学、心理学、経済学、法学などの知見から解決策を多面的に模索し、高齢者の側に立ったサービスのあり方を検討する包括的な必読書!
◎ 日本金融ジェロントロジー協会 参考図書 ◎
▼高齢者を顧客とする金融サービスの適切な提供手法を教える包括的テキスト。
▼経済学、老年学、医学、心理学、法学の研究者や金融機関の実務家、弁護士などの多彩な執筆陣。
超高齢社会の日本にあって、年齢とともに体力、思考力が衰える高齢者の資産をいかに保護・管理していくのか。金融専門家による適切なサービス提供の方法を幅広い見地から模索する。
内容説明
高齢者の金融資産管理をいかに支援するか。加齢とともに病気や認知症などの疾患、孤独感など多くの問題が発生する。これらをどう予防し、将来へのお金の展望を示し、社会との円滑な関係づくりを支えていくか―高齢者にとってのよりよい暮らしを維持すべく、医学、心理学、経済学、法学などの知見から解決策を多面的に模索し、高齢者の側に立ったサービスのあり方を検討する包括的な必読書!
目次
金融ジェロントロジー概論
第1部 高齢者の生活と資産の管理(高齢者を取り巻く社会保障制度―年金・医療・介護;高齢者の生活状況;高齢者の資産管理(1)―資産寿命という観点から
高齢者の資産管理(2)―意思決定支援の仕組み(後見、信託))
第2部 加齢に伴う心身の変化とその対応(高齢者の心理(1)―加齢に伴う心的機能の変化とその対応
高齢者の心理(2)―高齢者とのより良いコミュニケーションのために
高齢化と身体・感覚器官の変化―加齢と病気
認知症について(1)―総論
認知症について(2)―代表的疾患と治療
高齢者・認知症の意思決定能力について―評価と支援
高齢者対応ケーススタディ)
著者等紹介
駒村康平[コマムラコウヘイ]
慶應義塾大学経済学部教授、同大学経済研究所ファイナンシャル・ジェロントロジー研究センター長。1964年生まれ。慶應義塾大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。博士(経済学)。国立社会保障・人口問題研究所、駿河台大学、東洋大学などを経て、2005年より慶應義塾大学経済学部教授。厚生労働省顧問、社会保障審議会委員、社会保障制度改革国民会議委員、金融庁金融審議会市場ワーキング・グループ委員、介護経営学会理事、全国社会福祉協議会理事などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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