5人目の旅人たち―「水曜どうでしょう」と藩士コミュニティの研究

個数:
電子版価格
¥1,760
  • 電書あり

5人目の旅人たち―「水曜どうでしょう」と藩士コミュニティの研究

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年03月29日 04時43分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 265p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784766426243
  • NDC分類 699.67
  • Cコード C0030

出版社内容情報

▼「なぜ自分は「水曜どうでしょう」にこんなにもハマっているのだろう?」と思っている全てのファンにオススメの1冊!

▼自身もファンである社会心理学者が分析する番組人気の秘密!



HTBの「水曜どうでしょう」は、いかにして多くのファン(=藩士)にとって“人生になくてはならないコンテンツ”にまでなったのか?

自らもファンである社会心理学者が全国のファン19名へのインタビューやディレクター陣・ファンたちとの交流をもとに、その要因がディレクター陣の仕掛けた戦略とファンコミュニティとの奇跡のコラボレーションであったことを明らかにする。

ネット時代のテレビのあり方として先駆的、という指摘にも注目。



有名藩士のゴトータケヲ画伯がカバー装画と挿し絵を提供!

内容説明

HTBの「水曜どうでしょう」は、いかにして多くのファン(藩士)にとって“人生になくてはならないコンテンツ”にまでなったのか?自らもファンである社会心理学者が全国のファン十九名へのインタビューやディレクター陣・ファンたちとの交流をもとに、その要因がディレクター陣の仕掛けた戦略とファンコミュニティとの奇跡のコラボレーションであったことを明らかにする。ネット時代のテレビのあり方として先駆的、という指摘にも注目。「なぜ自分は「水曜どうでしょう」にこんなにもハマっているのだろう?」と思っているすべてのファンにも、番組人気の秘密が知りたい人も、きっと何か発見があるはずです。

目次

第1章 「水曜どうでしょう」とはどんな番組か
第2章 メディアと「藩士」その1―テレビのレギュラー放送からDVDへ
第3章 メディアと「藩士」その2―番組掲示板の役割
第4章 なぜファンは引き込まれるのか―身体性、声、臨場感
第5章 「番組で癒される」―レジリエンス効果のメカニズム
第6章 番組の思想
第7章 ファンコミュニティの現在
終章 コミュニケーションと信頼

著者等紹介

広田すみれ[ヒロタスミレ]
東京都市大学メディア情報学部教授。1984年慶應義塾大学文学部心理学専攻卒。民間シンクタンク勤務後、1993年慶應義塾大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。博士(社会学)。慶應義塾大学新聞研究所(現メディア・コミュニケーション研究所)研究員などを経て現職。ブラウン大学訪問研究員(2018年前期)。日本心理学会地区別(関東地区)代議員(2019~2021年予定)。専門は、社会心理学、意思決定論、リスクコミュニケーション。2016年11月よりFacebookグループ「藤やんとうれしー」の会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

岡本

97
社会心理学者である著者による「水曜どうでしょう」と「藩士」と呼ばれるファン達の研究を纏めた一冊。番組の構成や内容よりも視聴者やファンコミュニティにスポットを当てている。学術的な解説もあるが、ファンに行ったインタビューが中心であり、どうでしょうの魅力が解説されている。私自身は2010年頃にハマったが、確かに本書内でいう「クライシス」の時期だったと思う。いつ見ても色褪せず時代を感じる事の無いどうでしょうは、著者のいう様に「空前絶後」の番組です。2020/06/28

ショア

30
社会心理学者の著者が水曜どうでしょうを真面目に研究する。番組構成などの視点よりもファンコミュニティ視点に軸を置いて、なぜ人気を博すのか、なぜコアなファン層を作るのか、なぜ人生にクライシスを持つ人々を癒すのか、を科学的に分析する。番組のいちファンとしてなんとなーくわかっていたことが言語化されており頷けるが文書のわかりにくさが多分にある。2023/05/25

和草(にこぐさ)

12
家族よく見る「水ようどうでしょう」 まだまだファンには及ばないことが判明!2020/01/26

tetsubun1000mg

10
大泉洋が出演する北海道のTV局制作「水曜どうでしょう」藩士コミュニティー研究のタイトルが付いた本??「水どう」の番組自体見たことがある程度なので良くわからないが面白そう。 愛知県の地元ナンバー車の後ろに「水どう」のステッカーが貼ってあるのを何度か見かけた記憶があり北海道出身の人だろうと思っていました。 内容は心理学者が番組と製作者、熱心なファン(藩士と呼ばれている)を研究した本でした。 2002年放送終了するがDVDも売れ続けているし、特番もいまだに制作されているほど固定ファンがいるらしい。知らなかった!2019/11/21

冬佳彰

9
あの「水曜どうでしょう」の(主に)コミュニティを研究した、真面目な本だ。俺は、大昔に存在は知っていて、数本を見た記憶はある番組だが、きちんと見たのは、Netflixのアーカイブでだった。で、本書を読み、そんな深いコミュニティがあることを初めて知った。表面的な紹介本ではなく、心理学者である著者がきちんとファンにインタビューし、分析したもので、コミュニティ、コミュニケーション、ビジネス、映像などなど、色んな観点で参考にすることができる。テレビの明日(もはやあまり期待していないが)って、案外、この辺にあるのか?2020/10/26

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/14472847
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。