グーテンベルクからグーグルへ―文学テキストのデジタル化と編集文献学

個数:

グーテンベルクからグーグルへ―文学テキストのデジタル化と編集文献学

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月26日 13時12分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 340,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784766416718
  • NDC分類 020
  • Cコード C3036

内容説明

デジタルの「本」の氾濫は、文学研究の制度、ひいては人文学研究の制度全体に根本から揺さぶりをかける。“Googleショック”の本質を衝く必読書。

目次

第1章 二一世紀における手稿、本、そしてテキスト
第2章 複雑性、耐久力、アクセス可能性、美、洗練、そして学術性
第3章 書記行為理論
第4章 書記行為を再現するための電子的インフラストラクチャー
第5章 ヴィクトリア朝小説―読みを形づくる形
第6章 電子テキストのじめじめした貯蔵室
第7章 編集文献学の競合する目的を調和させることについて
第8章 聖人崇拝、文化のエンジニアリング、モニュメントの構築、その他の学術版編集の機能
第9章 審美的な対象―「私たちの喜びの主題」
第10章 文学研究における無知

著者等紹介

シリングスバーグ,ピーター[シリングスバーグ,ピーター][Shillingsburg,Peter L.]
米国ロヨラ大学教授(英文学科)。2003年から2008年まで英国ド・モンフォール大学教授。2005年より同大学文献学センター(The Center for Textual Scholarship)長を務めた。学術版W.M.サッカレー全集編集責任者。サッカレーを中心とするヴィクトリア朝文学研究に関する著作がある

明星聖子[ミョウジョウキヨコ]
埼玉大学教養学部准教授。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士(文学)。著書に、『新しいカフカ―「編集」が変えるテクスト』(慶應義塾大学出版会、2002年)。同書にて日本独文学会賞受賞

大久保譲[オオクボユズル]
埼玉大学教養学部准教授。東京大学大学院総合文化研究科中退

神崎正英[カンザキマサヒデ]
ゼノン・リミテッド・パートナーズ代表。京都大学文学部卒業。コロンビア大学でMBA取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

0
第十章がちょっと面白かった。また読みたい。2014/12/24

笠井康平

0
読みつくすことの不可能性について2013/03/31

hozki

0
 「テキスト」の電子化についてのちょっとした興味から手をつけたのだが、いかんせん知識不足の私にとっては難解な本であり、内容については触れることができそうもない。 個人的には、今後関連事項についての知識を得た上で再び読み直したい本である。2011/10/13

ピリカ・ラザンギ

0
本(テキスト)をどのように「作る」のかについて。単に書籍の電子化だけでなく、全ての本についての議論。ポスト・モダニズム的な話や「学術書」の編集についての議論はやや込み入った所もあるが、テキストのもつ本来の意味を、コンテキストや脚注等を含め編集者はどう「再現」するのか(どこまで再現できるのか)。テキスト本来の意味とは?あとがきには訳者のこの本を書くに至った経緯や日本の文献についてやや感情的に書かれている。日本では外国語が訳された時点で巨大な編集の手が加えられているのに、こういった話がなされていないのも不思議2011/08/03

TUI

0
思っていたのと違った内容だった。もちっと易しいやつが…と思ったが、日本語の類書は皆無らしい。2010/02/19

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/247025
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。