通商戦士〈上〉―米通商代表部(USTR)の世界戦略

通商戦士〈上〉―米通商代表部(USTR)の世界戦略

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  • サイズ B6判/ページ数 366p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784764103634
  • NDC分類 678.1
  • Cコード C0033

内容説明

ケネディはなぜ大統領直属機関として通商代表部を創設したのか。沖縄返還交渉では、佐藤首相の「密使」とキッシンジャーとの間で何が話し合われたのか。ハワイで開かれた田中・ニクソン会談の目的は。いま明かされる衝撃の戦後通商交渉秘録。

目次

クレイトンのビジョン
特別通商代表の創設
ケネディ・ラウンドの開始
ハーターの終楽章
ケネディ・ラウンドの大詰め
冬の時代
ニクソンの貿易戦争
エバリー台風
東京ラウンドの開始
靴と鉄鋼

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

coolflat

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“わが国は「関税を引き上げて、投資を制限したり世界から引き揚げたりするような否定的な答え」を拒否しなければならない。これは単に関税の問題ではないからだ。米国は「曲がり角」に立っており、「貿易か凋落かのどちらかです」”ケネディはこう述べたと言う。本書は米通商代表部(USTR)の歴史を描いている。米国の通商の歴史はITO(国際貿易機関)構想から始まる。このITO構想は現在ある経済協定に繋がる精神である。しかし当時は保護貿易全盛の時代である。世界各国は関税引き下げが主なガットを支持し、ITO構想は葬られてしまう2013/07/28

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