内容説明
安永九年に刊行された京都名所案内記『都名所図会』は、挿画を中心とした最初の名所図会であり、有名な社寺はもとより小さな古蹟に至るまで採り上げ、又、名所旧跡や年中行事をも細かく説明したものです。本書では、この図書の中で“挿画”で紹介された同じ場所にカメラを向け、京都の今と昔の変遷をビジュアルに対比しています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
上高野
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安永九年（1780年）刊行の『都名所図会』をもとに、同じ場所の現在をたどった写真集。その洛北編。この写真集自体が1992年刊だから「昔」になりつつあるが、京都の寺社は20年程度では変わらない。2015/03/22
