内容説明
行き過ぎた従順さや過度な用心深さ、延々と続く演説、委員会の冗長な運営、細かい言い回しをめぐる論争…CIAの前身(OSS)が1944年に作成した「組織をダメにする」ためのスパイマニュアルをもとに、現代の著名な経営戦略家たちが、「誰もがうっかりやってしまう」シンプル・サボタージュ(simple sabotage)を、低減させる戦術を逆提案!どのようにして組織の意思決定プロセスを守り、職場の効率性と創造性を高め、そして人間関係を改善することができるのか?
目次
1 従順によるサボタージュ
2 演説によるサボタージュ
3 委員会によるサボタージュ
4 無関係な問題によるサボタージュ
5 論争によるサボタージュ
6 以前の会議での決議を再び持ち出すことによるサボタージュ
7 過度な用心深さによるサボタージュ
8 「それはわれわれの仕事か?」によるサボタージュ
9 “関係者すべてにCC”による現代のサボタージュ
著者等紹介
ガルフォード,ロバート・M.[ガルフォード,ロバートM.] [Galford,Robert M.]
センター・フォー・リーディング・オーガニゼイションの業務執行パートナー。管理者教育プログラムで教えるかたわら、世界的に指導的立場にある公営、私営および政府関係組織のシニア・エグゼクティブと仕事をともにする。ハーバード大学デザイン大学院の、管理者教育におけるリーダーシップ特別研究員であり、また全米法人理事協会の教授団に所属している。フォレスター調査団の理事でもある
フリッシュ,ボブ[フリッシュ,ボブ] [Frisch,Bob]
ストラテジック・オフサイト・グループの業務執行パートナー。世界的な戦略促進指導者として認められており、多国籍フォーチューン10社やドイツのミッテルスタンドのビジネスなど、15か国にわたって遠隔オフィスを設計・設立した
グリーン,キャリー[グリーン,キャリー] [Greene,Cary]
ストラテジック・オフサイト・グループのパートナー。大規模な組織変革の際の戦略やリーダーシップ・カンファレンスなどで、理事、シニア・エグゼクティブの相談役。かつて「最も急成長を遂げた500の法人組織リスト」に数えられたコンサルタント会社を共同設立した経歴がある
越智啓太[オチケイタ]
横浜市生まれ。学習院大学大学院人文科学研究科心理学専攻博士前期課程修了。警視庁科学捜査研究所、東京家政大学心理教育学科助教授などを経て、法政大学文学部心理学科教授。専門:犯罪捜査への心理学の応用、プロファイリング、虚偽検出、目撃証言、大量殺傷、テロリズム、デートDV等についての研究を行っている
国重浩一[クニシゲコウイチ]
東京都墨田区生まれ。ワイカト大学カウンセリング大学院修了。鹿児島県スクールカウンセラー、東日本大震災時の宮城県緊急派遣カウンセラーなどを経て、日本臨床心理士、ニュージーランド・カウンセリング協会員、ダイバーシティカウンセリング・ニュージーランドマネージャー兼スーパーバイザー、カウンセラー。専門:ナラティヴ・セラピー、スクールカウンセリング、スーパービジョン、多文化カウンセリング(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Tenouji
M_Study
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十一
たじ