内容説明
子どもたちは、学校という生活世界のなかで教師とどのように出会い、どのような関係を生きているのか。子どもたちは子どもどうしどのように出会い、そこでどのような関係をつくり上げているのか。あるいは教師たちは、子どもたちとの関わりをどのようなものとして受けとめ、教師集団としてたがいにどのような関係を生きているのか。さらには、学校が息苦しくなり、そこからはみ出す子どもたちはその生活世界をどのようなものとして生きているのか。学校のそとにどのような関係の場を求めているのか。そして、すべての子どもたちは、いずれ学校を終える。そのとき彼らは学校の先にどのような世界を展望しえているのか。本書では、これらの基本的な問題について、十分に考えをめぐらしていく。
目次
第1部 いま学校のなかで起こっていること(学校は子どもたちにとってどういう場所としてあるのか;学校文化に見る子どもとおとなの関係考;学校のなかで子どもどうしが生きる社会)
第2部 学校のそとで生きる子どもたち―変動のなかの学校と社会(学校のそとの世界の変化と子どもたち;学校における関係の再構築に向けて―学校のそとから考える;学校と社会)
第3部 学校のなかの教師たち(教師たちの見る学校のすがた―時代の流れのなかで;いま教師たちはどのような人間関係を生きているのか)
著者等紹介
浜田寿美男[ハマダスミオ]
奈良女子大学
小沢牧子[オザワマキコ]
日本社会臨床学会運営委員
佐々木賢[ササキケン]
元定時制高校教師、日本社会臨床学会運営委員
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