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内容説明
“ことばの教室”等で言語発達遅滞児の割合がふえているが、この子どもたちの状態は千差万別であり、小手先の技術ではけして対応できない。本書は、ことばの獲得のメカニズムを解明するため、脳の動き、認知機能の発達の知見や乳児研究など、様々な角度からせまり、さらに障害をもつ子の指導にそれらの知見を応用した事例をあげ、その方法と効果が綿密にしるされている(手話の併用、統辞文の産出のプログラム、読み書き情報処理のモデルの応用など)。幅広く活用できるベイシックな1冊。
目次
第1章 言語を支える脳機能の発達
第2章 言語発達の心理学的基礎
第3章 ことばを支える認知機能の発達
第4章 発達からことばを考える
第5章 ことばの使用に関する指導
第6章 ことばの獲得とその指導
第7章 ことばの遅れた子どもの母親指導
第8章 手話を併用した言語遅滞児の指導
第9章 発達遅滞児の構文の理解とその指導
第10章 発達遅滞児に対する統辞文の産出と理解の形成
第11章 子どもの文字言語の発達とその障害