ポピュラーサイエンスの時代―20世紀の暮らしと科学

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  • サイズ B6判/ページ数 261p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784760128860
  • NDC分類 504
  • Cコード C0020

内容説明

電動歯ブラシ、体温計、ラムネ瓶、プリクラ、トランジスタラジオ…誰もがお世話になった「新発明」で20世紀を読む。

目次

第1章 心地よい身体―快適さという神話(きれいな歯と健康な歯―電動歯ブラシ;美容と健康の屈折率―コンタクトレンズ ほか)
第2章 合理化する食卓―家庭幻想の仕掛け(香り立つ公共性―コーヒー・サイフォン;衛生というトラウマ―牛乳瓶洗浄機 ほか)
第3章 劇場化する街頭―都市の暮らしとテクノロジー(奇妙な観覧車―立体駐車場;泡だらけの偶像―自動洗車機 ほか)
第4章 大空のキャンバス―飛行機の記号体系(大西洋ひとりぼっち―海上飛行場;サーカスからターミネーターへ―空中給油機KC‐135 ほか)
第5章 シャルウィ・ワイヤレスダンス?―非物質性の時代(ファントムダンスの怪奇―無線通信機;共鳴しあうメディア戦争―蓄音機 ほか)

著者等紹介

原克[ハラカツミ]
早稲田大学教育学部教授。1954年長野県生まれ。立教大学大学院文学研究科ドイツ文学専攻博士課程中退。神戸大学国際文化学部、立教大学文学部を経て現職。2001~2002年、ベルリン・フンボルト大学客員教授。専門は表象文化論、ドイツ文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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takao

2
ふむ2023/01/24

オランジーナ@

2
科学イメージの変遷を描いた本。あまり興味無かった。2016/02/25

kenitirokikuti

1
ティッシュペーパー。第一世界大戦で試験用木綿が払底し、キンバリー・クラーク社がセルコットンを考案した。代用包帯として米陸軍と赤十字に採用された。また、これは防毒マスクのフィルターにも用いられた。戦後、クリネックスとなる。当初は洗顔クリーム落としとして宣伝された(ハンカチで鼻をかむ習慣のため)▲紙製牛乳パック。特許は1915年。製造され始めはら1930年前後。このころはパラフィンでコーティング。ラミネート方法はテトラパックから。2016/11/15

Degawa

0
現代を形作っているいろいろな技術が出てきたときにどのように社会に受け入れられたか描かれていて面白い。2016/01/16

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