化学フロンティア
ナノバイオエンジニアリング―生命と物質の融合をめざして

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  • サイズ B5判/ページ数 183p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784759807431
  • NDC分類 464
  • Cコード C3043

出版社内容情報

《内容》 近年,化学のナノテクノロジーと生命関連のバイオテクノロジーが急速に進展し,両者が融合した「ナノバイオエンジニアリング」の時代がいよいよ始まろうとしている.本書は,この分野の第一線で活躍する研究者たちが,化学の側面から,またバイオテクノロジーの側面から,ナノバイオエンジニアリングのコンセプトを明快に語り,新しい生命化学の潮流を提示する.現在注目されているナノテク,バイテクはもちろんのこと,その範囲を超えた近未来型のナノバイオを解説する.    

《目次》
I 部 ナノバイオで創製する
1章 オリゴ核酸エンジニアリング
2章 ペプチドエンジニアリング
3章 糖鎖ナノテクノロジー
4章 創薬:オングストロームレベルの分子設計
5章 分子機械:生体を手がかりとして
II 部 ナノバイオで解析する
6章 ナノテクSNP解析
7章 人工核酸シャペロン
8章 細胞内解析試薬
9章 フォトバイオエンジニアリング
10章 ゲノムチップ
III部 ナノバイオで機能する
11章 RNAi:ポストゲノム時代の救世主
12章 人工グリコウイルス
13章 光線力学治療用光増感剤の開発
14章 PCRエンジニアリング
15章 磁性細菌のナノバイオ
16章 細胞内ナノエンジニアリング

内容説明

物質関連のナノテクノロジーと生命関連のバイオテクノロジーが融合した新しい手法である「ナノバイオエンジニアリング」を中心に、「創製」、「解析」、「機能」をキーワードとして、「生命と物質」を化学する醍醐味を熱く語る。いわゆるナノテク、バイテクはもちろんのこと、その範囲を超えた近未来型のナノバイオを、各筆者の視点から紹介・解説している。

目次

1部 ナノバイオで創製する(オリゴ核酸エンジニアリング;ペプチドエンジニアリング;糖鎖ナノテクノロジー;創薬―オングストロームレベルの分子設計;分子機械―生体を手がかりとして)
2部 ナノバイオで解析する(ナノテクSNP解析;人工核酸シャペロン;細胞内解析試薬;フォトバイオエンジニアリング;ゲノムチップ)
3部 ナノバイオで機能する(RNAi―ポストゲノム時代の救世主;人工グリコウイルス;光線力学治療用光増感剤の開発;PCRエンジニアリング;磁性細菌のナノバイオ;細胞内ナノエンジニアリング)

著者等紹介

杉本直己[スギモトナオキ]
1955年滋賀県生まれ。1985年京都大学大学院理学研究科博士課程修了。現在、甲南大学理工学部教授兼先端生命工学研究所(FIBER)所長。専門は生命分子化学。理学博士
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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