内容説明
ここ数年、日本でも学校支援ボランティアが学校の活動に参加したり、ゲストティーチャーを招いて子どもたちに話をしてもらったり、いろいろなことを指導してもらうということがさかんにおこなわれるようになってきている。本書では、学校と地域の交流がさかんになり、学校と地域のさまざまな協働の活動が展開されることによって、学校の活動が活性化し地域の人びとの間にも新たなつながりが生まれていることを、紹介している。
目次
1 教育コミュニティづくりのすすめ(教育コミュニティとは;「閉じられた教育」から「開かれた教育」へ;教育コミュニティづくりのための人と組織;広報の重要性;地域教育協議会の具体的活動)
2 教育コミュニティづくりの具体例(校区フェスティバルで地域も学校もいきいき―大阪・松原市立第二中学校校区;地域とともに育つ学校づくり―大阪・松原市立第五中学校校区;家庭・地域とスクラム組んで子育てネットワークづくり―大阪・貝塚市立東小学校校区;学校を核に子どもも保護者も高まる地域づくり―福岡・田川市立金川中学校校区;学校内の公民分館を拠点に地域活動―大阪・豊中市立泉丘小学校校区)
著者等紹介
池田寛[イケダヒロシ]
大阪大学大学院人間科学研究科教授(コミュニティ教育学)。1949年生まれ。大阪大学文学部卒業、大阪大学大学院修士課程修了後、甲南女子大学文学部講師、大阪大学人間科学部助教授などを経て、1996年から現職
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