道徳科の「授業革命」―人権を基軸に

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道徳科の「授業革命」―人権を基軸に

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  • サイズ B6判/ページ数 266p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784759220384
  • NDC分類 375.35
  • Cコード C0037

出版社内容情報

道徳科と人権教育の関係をわかりやすく整理し、人権を基軸とした「考え、対話がはずむ道徳科」の創造をめざす。『はしの上のおおかみ』『雨のバスていりゅう所で』『手品師』『二通の手紙』を例に、新たな視点で教材研究し、子どもと教師がエキサイティングに取り組めるよう多面的・多角的な授業展開を提案する。

はじめに

第1章 「道徳科」についての重要な?おさらい?

(1)「せんせ、どうとくって何?」

(2)教科化の人気度は「ワースト2」

(3)「教科化」の背景はいったい何だったのか

(4)子どもをど真ん中に据えた教育の論理で

(5)「いじめ問題」に道徳教育は有効か

(6)21歳のあっぱれ「投書記事」

(7)新しい「道徳科」への一提案

(8)スウェーデンの「知的な教科書」に学ぶ



第2章 人権教育と道徳教育のつながり

(1)大切にしたい「人権の視点」

(2)主権者としての市民の育成

(3)人権教育の充実なくして「道徳性」に実りなし

(4)「家の数だけある 家族のカタチ」

(5)「二分の一成人式」を問い直す

(6)仲間づくり・学級づくりは「教育の土台」

(7)「ク・ラ・ス集団」か「エレベーター集団」か

(8)授業実践に「二点・八項の視点」



第3章 「道徳科」の授業と人権教育

(1)手回し「ろくろ」のイメージで

(2)バラの花と「人権の水」

(3)ユニバーサルな視野で人権尊重をうたう

(4)『道徳は教えられるか』という問い

(5)村井実に学ぶ人権尊重の「道徳科」

(6)子どもの実態を重視すること

(7)「どんでん返しの発問」を用意する

(8)教科書はどのように使えばよいか



第4章 子どもが身を乗り出す授業づくり

(1)道徳科の「内容項目」と人権教育

(2)「人間尊重」と「人権尊重」

(3)「いじめ」問題と道徳科の授業

(4)「畏敬の念の不足」がもたらすもの

(5)合言葉は「誰一人として取り残さない」

(6)「愛」は心のなかに「おのずから起こる」もの



第5章 「道徳科」の授業づくり

(1)「基盤教科」という位置づけ

(2)内容項目の「こと」の重大性

(3)教師自身の授業観が問われる

(4)「人間尊重の精神にかなう」教材を

(5)イメージは人権を基軸とした「人道科」



第6章 教材で「考え、対話のある授業」を愉しむ

(1)「教材理解」と「生活対話」のバランス

(2)授業で「発問」はどう工夫すればよいか

(3)子どもが「問い」を発する授業



◆教材『はしの上のおおかみ』の授業を考える

授業者はコーディネーター役に/威張るおおかみの背景を考える/将来をも見通した「親切、思いやり」/教材のなかにシティズンシップ教育や主権者教育の萌芽

◆教材『雨のバスていりゅう所で』の授業を考える

「晴れの日のバス停」ではどうなのか/法や決まりを真面目に尊重するには/生活意欲にダイレクトに結びつく授業

◆教材『手品師』の授業を考える

「正直、誠実」な生き方とは/この手品師と子どもの行く末が心配/あなたはウデのいい「手品師」なのだから

◆中学校教材『二通の手紙』の授業を考える

元さんは最後の最後に自ら晩節を汚した/元さんだけが処分されて済むのか



(4)「道徳科」の評価はどのようにおこなうのか



第7章 「自尊感情」と道徳性

(1)「生を肯定できない者にあらゆる倫理は空しい」

(2)保護者懇談会の学習材として使える

(3)「現状維持的道徳性」と「未来創造的道徳性」



第8章 すべての学びの土台は「学級・集団づくり」

(1)子どもは「こいびと」を求めている

(2)「ルールづくり」より「レールづくり」

(3)問題解決の糸口は子どもがつかんでいる

(4)子どもがつながる学級に必要なモノ

(5)「文化ボンド」が生きる学級活動

(6)授業のなかでも「学級づくり」



コラム

? 「てつがく」科のある小学校

? 自尊感情を高める詩

? 「あんたが宝もの」

? 「一斉グループ学習」より「MG学習」

? 「MG学習」による学びの相互性

? 「MG学習」体験者の声

? いま一度、拓也に会いたい

? その子にフィットする「ジャンプ台」

園田 雅春[ソノダ マサハル]
著・文・その他

目次

第1章 「道徳科」についての重要な“おさらい”
第2章 人権教育と道徳教育のつながり
第3章 「道徳科」の授業と人権教育
第4章 子どもが身を乗り出す授業づくり
第5章 「道徳科」の授業づくり
第6章 教材で「考え、対話のある授業」を愉しむ
第7章 「自尊感情」と道徳性
第8章 すべての学びの土台は「学級・集団づくり」

著者等紹介

園田雅春[ソノダマサハル]
1948年、京都市生まれ。びわこ成蹊スポーツ大学客員教授。大阪教育大学大学院教育学研究科修士課程修了。大阪府高槻市立小学校教諭、大阪教育大学教授、同大学附属平野小学校長(併任)、大阪成蹊大学教授をへて現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。