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内容説明
人権にかかわる世界の名曲や、有名な歌をテーマとした書。3部から成り、まずは、二十世紀につくられた歌、あるいは二十世紀に愛された歌をもとに、そこに表された詞と社会との関係を追っている。次いで、二十世紀という枠組を離れて、「アメイジング・グレイス」「安里屋ユンタ」ほかの有名な歌の過去を、その源流にまでさかのぼろうと試みる。そして最後にもう一度、二十世紀に立ち返り、私たちが共有した歌の核心とは何であったかを探る。
目次
1 メッセージ・ソングたちの百年(LOVE2000―安室奈美恵;インターナショナル―国際的労働歌;交響曲第九番ニ短調「合唱付き」/歓喜の歌―ベートーヴェン ほか)
2 七つの歌のものがたり(アメイジング・グレイス―元奴隷商人が書いた極上の讃美歌;安里屋ユンタ―美しい「野の花」が歩んだ島の人生;奇妙な果実―大木に吊るされた黒人差別 ほか)
3 冬の十字架(歌と世界の子どもたち;冬の十字架)