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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
佐々陽太朗(K.Tsubota)
43
2003年12月5日初版初刷発行とある。本編『エマ』の第3巻が発刊された日と同じだ。第10巻(完結)まで読んでこれを手にしたのだが、もっと前に読むべきだった。19世紀末ヴィクトリア朝の家事使用人事情、風俗などについて、森薫氏と村上リコ氏のフェティシズムあふれる解説が加えられている。19世紀前後英国を舞台とした小説『エマ』(オースティン著)、『ジェーン・エア』(ブロンテ著)、『大いなる遺産』(ディケンズ著)などの紹介もあり、その内容は深く濃いヴィクトリアン萌えが噴出したものとなっている。参りました。お見事!2012/12/22
あさひ.a
26
3巻までをもとに、ヴィクトリア時代の英国の生活とか文化とかメイドとかメイドとかメイドがガッツリ紹介されている「エマ」副読書。この辺の時代の英国の話を読むと、引っ張り出したくなる濃いガイド本。2020/08/12
あさらん
17
『エマ』読了してからかなり経ってるけど、『シャーリー』の2巻がでた記念に読みたいなあと。全然ヴィクトリア朝に詳しくないので、ただただ「へえーそうなんだ」となった。特に『エマ』の時代の家事使用人の解説!勉強になった。一口にメイドって言っても分業化されてて種類がたくさんあるのだね。敷地内で牛を飼えるぐらいのお宅だと自家製乳製品を作る専門のデイリーメイドがいたりとすごい。『エマ』も再読したくなった。2014/11/28
kazmimagica
9
「乙嫁語り」から森薫塾に入門し、満を持して「エマ」に突入。7巻まで読破して本書に邂逅。ありがたや、ありがたや…。「乙嫁」でもいずれガイドを作るはず、だよね。2017/02/26
椿
9
再読。エマのガイドブック。使用人の組織構造など、面白かった。オススメの英国小説も読んでみたい。2014/09/17