EX novels<br> 真世の王〈上〉黒竜の書

EX novels
真世の王〈上〉黒竜の書

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  • サイズ 新書判/ページ数 358p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784757507029
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0293

内容説明

かつて竜が思うままに飛翔するのみだった宙に、“銀の声持つ人”があらわれ、新たな世界を構築した。しかし、期待を裏切り続けた人の営みに絶望し、かれらがこの世界を去って、既に久しい。力あるその言葉で語られた世界のあるべき姿と、人の営みが作った世界の姿との差が、歪みとなって魔物を産む。世界の滅びは間近に迫っていた。―異世界ファンタジーの旗手妹尾ゆふ子が渾身を込めて書き下ろした1300枚の一大叙事詩。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

hallelujah

5
妹尾さんの世界観は本当に面白い。理解し切れていないとは思うけど、本は事実のみを記すものであり、事実を曲げることはできない、してしまうと影響が出る。という設定はすごく深い。現実では事実を記す事のほうが少ない本に対してそういう定義を持ってくるのが妹尾さんの味だなぁ。また、ウルバンのキャラクターもとても好き。流されて物語に介入するのかと思いきや、きちんと自分の考えを主張できる人物。最近のラノベが苦手なのはここの違いなのかもしれないと自分を客観視。2014/04/09

merchi

2
登場人物が皆、それぞれの考えを持って動いている感じが面白いです。2012/10/18

うづき

2
メタな設定がファンタジー特有の幻想的な雰囲気を象っているのが不思議ですごい。本好きにはたまらない世界観じゃないでしょうか。竜好きにも!古い言葉は「指輪物語」も思わせる。2011/01/15

リリ

2
この物語では、言葉、特に「古い言葉」によって天地創造が造られ、時間も同様形づけられいます。なので世界が誕生したのも「古い言葉」によって綴られた本があるからです。人々は魔物に苦しんでいました。ある一領土の主は魔物を滅するために「古い言葉」を深く理解しようとお供を連れて旅に出ます。2009/10/14

NeiGe

2
異次元創世記のその後の話。この人の書く世界は本当に不思議で面白い。2009/11/26

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