内容説明
ニュートン、オープンドックなど、革新的な技術・製品を持ちながらも、ビジネス的な成功を得られないアップル。度重なる経営戦略の失敗で、ついに会社存亡の危機に立たされる。まさにそのときカリスマ創業者ジョブズが帰還。彼はiMac、iPodを世に送り出し、アップルは奇跡の復活を遂げる。さらに、iTunesミュージックストア(コンテンツ配信ビジネス)とアップルストアの大成功。いまアップルは新たな繁栄期を迎える。
目次
落ちたリンゴ
オープンドックの見た夢
ATGが作っていたのは未来か混乱か
アップルを去ったジョブズ―ネクストとその後
社会現象を巻き起こしたピクサー
スター・トレックの冒険
ディーゼル機関車からドクターへ
互換機のジレンマ
アップル互換機、もう1つの物語
ドクターの強力な注射
コープランド危機
マックOSXの誕生
アップルの流通・販売革命
アップルはもう大丈夫?
著者等紹介
リンツメイヤー,オーウェン・W.[リンツメイヤー,オーウェンW.][Linzmayer,Owen W.]
ユーザーインターフェイスのコンサルタント兼フリーランスライター。サンフランシスコ在住。1980年代から、マック関係の書籍、雑誌記事の執筆を中心に活動している
林信行[ハヤシノブユキ]
ITジャーナリスト。日本経済新聞や「R25」をはじめWebニュース媒体やパソコン雑誌に寄稿(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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GASHOW
4
アップルは経営危機にあったことがある、Microsoftに買収されかけた時だ、製品ラインナップは混迷を極めた。パワーマックが懐かしい。一生思い出させてくれる面白い本だ。2018/05/18
moleskine_note
0
製品以外の部分へのフォーカスはとても興味深い。個人的には、直営店の部分と流通改革が面白かった。2013/10/06
sekitak
0
後半はJobs復活からIntel CPUへの移行。日本法人の話も多く、懐かしい知っているあの人の話も少し出てくる。ただ、もう少し読みやすい構成だと良いと思った。ラーメンのようにあとから具を載せすぎた感は否めず。2011/11/07
小堀高徳
0
大変面白かった。ちょっと読みづらい。上下あわせて一本の時間軸で書いてあるのがあってもいいと思うのだが…2010/06/30
いちはじめ
0
アップルについて書かれた本の中でも好きな方だが、欠点は、林信行の増補した部分が原著者の姿勢と異なっている感じで、ひとつの本としての統一感が台無しなこと2006/05/07