内容説明
人間…人の心…森羅万象の中でもっとも身近でかつ不可思議…そして何より、おぞましく、恐ろしいもの…。自分自身の心の中ですら、分からない…ましてや何かに取り憑き、そして憑かれ…壊れていく自分の姿など見えはしない…。たとえ、この手を血に染め、誰かを切り裂き殺めようとも…そう、それは正しいのだから―。小説を始め各界の二八人の俊英作家たちが、あなたに至高の「恐怖の晩餐」を振る舞うべくここに集結した。小説、連句、漫画、イラスト…あらゆる世界から、「憑き者」の心に巣食う恐怖の真髄に迫る!前代未聞の傑作ホラーアンソロジー、今ここに登場!全篇、堂々の書下ろし。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
小島より
2
何かに「とり憑かれた」人を描いたホラーアンソロジー。全部面白くて好みだった~こういう本がもっと読みたい!犬丸りんさんの『ゴージャス・ムッちゃん』はビックリした。「こんなんアリ~?」みたいな内容だし、文体も面白くて楽しく読んだ。2020/01/07
5〇5
2
ついた者、つかれた者。憑き者25連発には圧倒されちゃったわ。この本は新書判で856ページ、757gでボリュームたっぷりね。あたしは本を持つ手がつかれちゃった。ヾ(^д^;)2017/03/29
雪秘円
0
図書館 個人的ベスト:「ランブリン・ローズ」中山千夏
たんこ
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何らかの形で読んでいたものが多かったけど、読んだことのないものもあった。中山千夏の「ランブリン・ローズ」が意外に好きだった。山田正紀の「バーバー」は再読だったけれど素晴らしい。2009/11/29
ゆかり
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短編集。読みたいものとちょっとちがった。「スッキリさせたい」が怖かったな〜。2021/04/04